🚗🚙「家族で車を2台所有しているけど、保険って全部初めからになるの?」
そんな疑問を持っている方に知ってほしいのが**「セカンドカー割引」**です。
この記事では、自動車保険におけるセカンドカー割引の仕組みや適用条件、注意点について、初心者にもわかりやすく解説します。
🔍 セカンドカー割引とは?
**セカンドカー割引(正式名称:複数所有新規特則)**とは、すでに1台目の自動車で保険に加入している人が、2台目以降の車にも同じように保険をかける場合に適用される割引制度のことです。
通常、自動車保険に新規加入すると「6等級」からスタートしますが、この割引が適用されると、2台目の車に「7等級」からのスタートが認められます。
つまり、1等級分お得に契約できるというわけです!
✅ セカンドカー割引の適用条件
以下のすべての条件を満たす必要があります。
① 対象車種であること
以下の車種である必要があります:
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自家用普通乗用車
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自家用小型乗用車
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自家用軽四輪乗用車
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自家用軽四輪貨物車
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自家用小型貨物車
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自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
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特種用途自動車(キャンピング車)
② 1台目の等級が「11等級以上」であること
1台目の保険でのノンフリート等級が11等級以上であることが条件です。
※等級は事故歴などによって変動します。
③ 記名被保険者・車両所有者の関係が適切であること
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2台目の記名被保険者と所有者は個人であること
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2台目の記名被保険者が、次のいずれかであること:
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1台目の契約者本人
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その配偶者
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または同居の親族
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また、2台目の車両の**所有者(車検証上)**も、同じく上記いずれかの関係であることが必要です。
🧠 具体的なケースでチェック!
▶ こんな場合はOK!
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山田さん(40歳)は現在、等級13等級で自家用車Aを保険加入中
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妻が新たに軽自動車を購入し、保険に入りたい
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妻は山田さんと同居しており、新車の名義も妻
➡このような場合、セカンドカー割引が適用可能!
▶ こんな場合はNG…
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1台目の等級が10等級以下
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2台目の車の名義が法人名義
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記名被保険者が遠方に住む親族(同居していない)
➡割引適用外となる可能性があります。
⚠ 注意点:保険会社によって条件が異なることも
セカンドカー割引は「複数所有新規割引」「複数自動車所有割引」などとも呼ばれ、保険会社によって名称や条件が微妙に異なる場合があります。
したがって、実際に申し込む際は、必ず各保険会社に確認するようにしましょう。
📌 まとめ|セカンドカー割引で賢く保険加入を!
項目 | 内容 |
---|---|
割引名 | セカンドカー割引(複数所有新規特則) |
適用条件 | 対象車種・11等級以上・同居親族等の所有関係 |
割引内容 | 2台目の保険が「7等級」スタートに! |
注意点 | 保険会社によって取扱いが異なるため確認が必要 |
🚘 家族で車を複数台所有している方は、この制度を上手に活用して、ムダなく保険料を節約しましょう!
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