1. 「権利の行使または保全」とは?
住宅ローンでは、金融機関が貸したお金を確実に回収するために 抵当権 という担保権を設定することがあります。
「権利の行使または保全」とは、この抵当権や債権を守るために金融機関が行う手続きや調査・処分のことを指します。
具体的には以下の費用が含まれます:
- 抵当権に関する登記費用
抵当権設定や抹消にかかる登記費用 - 担保物件の価値調査費用
ローン返済が滞った場合に、担保物件の価値を確認するための費用 - 債権回収・債権保全の費用
支払督促や競売にかかる費用、弁護士費用など
2. 誰が負担するのか?
住宅ローン契約書では、原則として 借主や保証人がこれらの費用を負担する と定められています。
- 通常の返済中に発生することはありません
- 返済が滞った場合や担保権の行使が必要になった場合に発生します
💡ポイント
「権利の行使または保全費用」は通常のローン返済とは別の費用であるため、万が一に備えて知っておくことが大切です。
3. 具体的なシチュエーション
3-1. ローン返済が遅れた場合
金融機関が督促状を送ったり、法的手続きを進める際の費用は借主負担です。
3-2. 担保物件の処分が必要になった場合
競売や任意売却で物件を処分する場合、調査費用や登記費用、弁護士費用がかかります。
3-3. 保証人に対する権利行使
借主が返済できない場合、保証人に返済を求める際の手続き費用も含まれることがあります。
4. まとめ
「権利の行使または保全に関する費用」は、住宅ローン契約における万が一の事態に備えるための費用です。
- 通常の返済では発生しない
- 返済が滞った場合や担保権行使時に発生する
- 契約書では借主・保証人が負担することが定められている
住宅ローンを利用する際は、このような費用が発生する可能性があることを理解しておくことで、万一のトラブルに備えた計画を立てやすくなります。
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