債券でお金を増やしたいなら、まず「利回り」と「利子(利息)」の違いを知ることが大切です。
結論から言うと、利子は借りたお金に対する見返りの金額、利回りは実際に自分が投資した金額に対してどれだけ増えたかを示す割合です。
この違いを理解すると、債券投資の“お得度”を判断しやすくなります。
利子と利回りの違い
- 利子(利息):債券の額面に対して支払われるお金。たとえば額面1万円、年利5%なら1年で500円の利子。
- 利回り:実際に自分が支払った購入額に対するリターンの割合。債券は自由に売買できるので、購入価格によって利回りが変わる。
買った価格で利回りは変わる
同じ額面1万円、利率5%の債券でも、購入時の値段次第で利回りは変動します。
具体例で見てみましょう。
- 額面どおりの10,000円で購入
- 投資額:10,000円
- 受け取る額:10,500円
- 増えた額:500円
- 利回り:500 ÷ 10,000 × 100 = 5%
- 額面より安い9,900円で購入
- 投資額:9,900円
- 受け取る額:10,500円
- 増えた額:600円
- 利回り:600 ÷ 9,900 × 100 ≈ 6.1%
- 額面より高い10,100円で購入
- 投資額:10,100円
- 受け取る額:10,500円
- 増えた額:400円
- 利回り:400 ÷ 10,100 × 100 ≈ 3.9%
つまり、額面より安く買うと利回りは高く、額面より高く買うと利回りは低くなるのです。
債券の種類と利回りの注意点
債券には次のようなタイプがあります:
- 利付債:満期まで定期的に利子が支払われる
- 割引債:利子は付かないが、額面より安い価格で購入して満期に額面金額を受け取る
割引債の場合、額面との差額が実質的な利子となり、利回りとして計算されます。
まとめ
債券でお金を増やすポイントは、単なる利率だけでなく、購入価格と利回りの関係を理解することです。
額面より安く買えば利回りは高くなり、額面より高く買うと利回りは下がります。
また、利付債と割引債の違いを知ることで、どの債券が自分に合うか判断しやすくなります。
債券投資を賢く行うには、「利回り」を意識することが成功のカギです。
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