委託手数料とは

委託手数料とは?FXとの違いもわかる初心者向け完全ガイド

株式投資やFXを始めようとすると、必ず目にするのが「手数料」という言葉です。
中でも株式取引に関係するのが 委託手数料(いたくてすうりょう) です。

この記事では、

  • 委託手数料の基本的な仕組み

  • 昔と今でどう変わったのか

  • FX取引では委託手数料はどう扱われているのか

  • 初心者が注意すべきポイント

を、実際の取引シーンを交えながらわかりやすく解説します。

委託手数料とは?

委託手数料とは、
株式を売買する際に、証券会社へ支払う手数料のことです。

株式取引では、投資家が直接取引所に注文を出すことはできません。
必ず証券会社に口座を開設し、

  1. 投資家が証券会社に売買を「委託」

  2. 証券会社が取引所に注文を取り次ぐ

  3. 注文が成立(約定)

という流れになります。

この「注文を取り次いでもらう対価」として支払うのが、委託手数料です。

委託手数料はいつ発生する?

委託手数料は、株を売るとき・買うときの両方で発生します。

例:株式取引の手数料イメージ

  • A社の株を10万円分購入 → 委託手数料が発生

  • 後日、その株を12万円で売却 → 再び委託手数料が発生

つまり、往復で2回手数料がかかる点が重要です。

短期売買を繰り返すほど、手数料負担は重くなります。

委託手数料は自由化でどう変わった?

かつて(1999年以前)の委託手数料は、
証券会社ごとにほぼ横並びで、個人投資家にとっては高コストでした。

しかし、

  • 1999年の委託手数料自由化

  • インターネット取引(ネット証券)の普及

により状況は一変します。

現在の特徴

  • 証券会社が自由に手数料を設定

  • 定額制・完全無料(条件付き)など多様化

  • 個人投資家の取引コストは大幅に低下

今では「手数料の安さ」が証券会社選びの重要なポイントになっています。

FX取引では委託手数料はかからない?

ここで、FX初心者がよく混乱するポイントを整理しましょう。

FXには「委託手数料」はない

国内FX取引では、株式のような委託手数料は基本的にかかりません

その代わりに、FXでは次のコストが存在します。

  • スプレッド(買値と売値の差)

  • スワップポイント(金利差調整分)

FXのコストイメージ

  • 米ドル/円を買う

  • 買値と売値の差(スプレッド)が実質的な取引コスト

つまり、
FXでは「手数料無料」でも、スプレッドが実質コストになる、という仕組みです。

株式の委託手数料とFXの違いを比較

項目 株式取引 FX取引
主な取引コスト 委託手数料 スプレッド
手数料の発生 売買ごと 実質的に常時
短期売買の影響 手数料負担が大きい スプレッドが影響
コストの見え方 明確 やや分かりにくい

FXは手数料が見えにくいため、
「実質コストを理解せずに取引すると損をしやすい」点には注意が必要です。

初心者が注意すべきポイント

① 手数料が安い=有利とは限らない

  • 株式:手数料は安くても取引ツールが使いにくい場合あり

  • FX:スプレッドが広いと、結果的に不利

総合的な取引環境を見ることが重要です。

② 取引回数が多いほどコストは効く

特に短期トレードでは、

  • 株式 → 委託手数料

  • FX → スプレッド

が積み重なり、利益を圧迫します。

まとめ|委託手数料を理解するとFXの強みも見える

  • 委託手数料は、株式取引で証券会社に支払う手数料

  • 自由化とネット取引の普及で大幅に低廉化

  • FX取引では委託手数料は不要だが、スプレッドが実質コスト

  • 取引コストの仕組みを理解することが、安定した運用への第一歩

FXでも株でも、
「どこで、どんなコストが発生しているのか」を理解できるかどうかで、
長期的な成績は大きく変わります。

これからFXを始める方は、
ぜひ「手数料・スプレッド・リスク管理」をセットで学んでいきましょう。

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