保険に加入するときに必ず出てくる言葉のひとつが「払込期間(はらいこみきかん)」です。
これは、契約者が保険料を支払い続ける期間を指します。
払込期間をどう設定するかによって、毎月の負担額や将来のライフプランに大きく影響するため、とても重要なポイントです。
払込期間の基本的な意味
「払込期間」とは、契約者が保険料を支払い続ける期間のことをいいます。
例えば「10年間の払込期間」で契約した場合、その10年間は毎月保険料を払い続ける必要があります。払込期間を過ぎれば、その後は保険料の支払いは不要ですが、保障は継続されます。
払込期間の種類
払込期間には大きく分けて2つのパターンがあります。
1. 終身払い
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特徴:一生涯にわたって保険料を支払い続ける
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対象:終身保険など、保障が一生涯続くタイプの保険
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メリット:月々の保険料が抑えられる
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デメリット:一生払い続けるため、老後も負担が残る
👉 例:30歳で終身保険に加入し、終身払いを選んだ場合は、80歳になっても90歳になっても保険料を払い続けることになります。
2. 短期払い(有期払い)
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特徴:保障期間より短い期間で保険料を払い終える
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メリット:一定期間で支払いが終わるので、老後の負担がなくなる
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デメリット:1回あたりの保険料は高めになる
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払込総額:終身払いよりも少なくなるケースが多い
👉 例:30歳で終身保険に加入し「60歳払込終了」を選んだ場合、60歳までに保険料を払い終えれば、その後は支払い不要で一生涯の保障を受けられます。
払込期間を決めるときのポイント
払込期間は、将来のライフプランに直結するため慎重に選ぶ必要があります。
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長期的に保険料を抑えたい人 → 終身払いがおすすめ
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老後の支出を減らしたい人 → 短期払いがおすすめ
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教育費や住宅ローンなど、将来の出費を見越したい人 → 無理なく払える期間を設定することが大切
また、保険証券には主契約の払込期間が記載されているので、加入後も確認しておくと安心です。
まとめ
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払込期間=保険料を支払う期間のこと
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終身払い:月々の負担は軽いが、一生払い続ける
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短期払い:老後の支払いはなく安心だが、月々の負担は大きめ
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ライフプランに合わせて無理のない設定をすることが重要
保険を選ぶ際には、「どのくらいの期間で保険料を払い続けられるか」を考えることで、将来の安心にもつながります。
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