FX(外国為替証拠金取引)でチャートを見始めると、必ず目にするのが移動平均線(いどうへいきんせん)とは何かというテーマです。
移動平均線は、相場の流れをシンプルに把握できるため、FX初心者から中級者まで幅広く使われている代表的なテクニカル指標です。
この記事では、
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移動平均線とは何か
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FXでの基本的な使い方
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売買タイミングの考え方
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注意点とリスク管理
を、実際の取引イメージを交えながらわかりやすく解説します。
移動平均線とは?
移動平均線とは、一定期間の価格を平均して折れ線グラフで表示したものです。
毎日(または毎週)新しい価格が加わることで平均値が移動していくため、「移動平均線」と呼ばれます。
代表的な期間設定
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短期移動平均線:5日・10日
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中期移動平均線:20日・25日
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長期移動平均線:75日・100日
FXでは、ローソク足(現在の価格)と移動平均線の位置関係から、相場の方向性を判断します。
FXで移動平均線を使うメリット
① 相場のトレンドがひと目でわかる
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移動平均線が上向き → 上昇トレンド
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移動平均線が下向き → 下降トレンド
相場の「流れ」を視覚的に把握できる点が最大の魅力です。
② 売買タイミングの目安になる
ローソク足が移動平均線を上抜け・下抜けする場面は、エントリーや決済の参考になります。
FX初心者向けの使い方例
ゴールデンクロスとは?
短期移動平均線が長期移動平均線を下から上へ抜ける形をゴールデンクロスと呼び、
買いのサインとして使われることが多いです。
デッドクロスとは?
短期移動平均線が長期移動平均線を上から下へ抜ける形をデッドクロスと呼び、
売りのサインとされます。
取引例(USD/JPY)
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5日線が25日線を上抜け
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相場全体も上昇トレンド
→ 押し目を狙って買いエントリー
このように、トレンドと組み合わせることで精度が高まります。
移動平均線の注意点
① シグナルが遅れやすい
移動平均線は過去の価格を平均しているため、
実際の値動きよりも反応が遅れる傾向があります。
② レンジ相場ではダマシが多い
価格が上下を繰り返すレンジ相場では、
クロスが頻発して損失につながることもあります。
他のテクニカル指標との組み合わせ
移動平均線は、ほかのテクニカル指標と組み合わせることで、より実践的になります。
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MACD:移動平均線を応用した指標
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ボリンジャーバンド:移動平均線を中心に価格の振れ幅を見る
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RSI:買われすぎ・売られすぎを判断
FX初心者は、まず移動平均線+1つの指標から始めるのがおすすめです。
まとめ|FXにおける移動平均線とは
移動平均線とは、一定期間の価格を平均化して相場の方向性を示すテクニカル指標です。
FXではトレンド判断や売買タイミングの目安として、非常に使いやすい分析方法です。
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相場の流れを把握できる
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売買サインがシンプル
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他の指標とも相性が良い
まずはデモ口座や少額取引で、
「移動平均線の向き」と「ローソク足の位置」を意識しながら、相場に慣れていきましょう。
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