FX(外国為替証拠金取引)のチャートを見ていると、赤や青、白や黒のローソク足が並んでいます。その中でも、「陰線とは何か」を正しく理解することは、相場の流れを読む第一歩です。
この記事では、
-
陰線とは何か
-
陽線との違い
-
FXでの具体的な見方・使い方
-
初心者が注意すべきポイント
を、実際の取引シーンを想定しながらわかりやすく解説します。
陰線とは?
陰線(いんせん)とは、ローソク足において「始値よりも終値が安い」状態を表す足です。
一般的に、陰線は黒色や青色で表示されます。
陰線が示す意味
-
取引時間内に価格が下落した
-
売りが買いよりも優勢だった
-
相場が弱含んでいる可能性がある
黒い部分(実体)が長いほど、始値から大きく値下がりして取引を終えたことを意味します。
陽線とは?陰線との違い
陰線と対になるのが陽線(ようせん)です。
| 種類 | 状態 | 一般的な色 |
|---|---|---|
| 陰線 | 終値 < 始値 | 黒・青 |
| 陽線 | 終値 > 始値 | 白・赤 |
陽線は買いが強い状態、陰線は売りが強い状態を表します。
FXでは、この陽線と陰線の連続から、相場の勢いを判断します。
ローソク足とは?陰線の構成要素
ローソク足は、4本値と呼ばれる次の価格で構成されています。
-
始値
-
終値
-
高値
-
安値
ヒゲの意味
-
上に伸びる線:その時間帯でつけた高値
-
下に伸びる線:その時間帯でつけた安値
陰線でも、下ヒゲが長い場合は「一度売られたが、買い戻しが入った」など、相場心理を読み取るヒントになります。
FXでの陰線の具体的な見方【取引例】
例:USD/JPY(ドル円)のチャート
-
連続して陰線が出現
→ 売り圧力が強く、下降トレンドの可能性 -
長い陰線の後に小さな陰線や陽線
→ 下落の勢いが弱まり、反発の兆し
FXでは、1本の陰線だけで判断せず、前後の流れを見ることが重要です。
陰線を見るときの注意点(初心者向け)
① 陰線=必ず下落とは限らない
短期的には陰線でも、
大きな上昇トレンドの途中で一時的に出ることもあります。
② 時間足によって意味が変わる
-
5分足の陰線:短期の押し
-
日足の陰線:トレンド転換の可能性
どの時間足を見ているかを必ず意識しましょう。
③ レバレッジ取引では影響が大きい
FXはレバレッジをかけて取引するため、
連続した陰線は損失拡大につながりやすい点に注意が必要です。
他のテクニカル指標と組み合わせる
陰線は、以下の指標と組み合わせることで、より実践的に使えます。
-
移動平均線:陰線が平均線を下抜けたか
-
RSI:売られすぎのサインが出ていないか
-
一目均衡表:雲の下で陰線が出ているか
FX初心者は、陰線+移動平均線から始めると理解しやすいです。
まとめ|FXにおける陰線とは何か
陰線とは、ローソク足で終値が始値よりも安く、売りが優勢だったことを示すサインです。
FXでは、陰線の形や連続性、ヒゲの長さを見ることで、相場の流れや勢いを判断できます。
-
陰線は下落を示す基本サイン
-
陽線との組み合わせが重要
-
単体ではなく流れで判断する
まずはデモトレードや少額取引で、
「陰線が出た理由」を考えながらチャートを見る習慣を身につけましょう。
こちらもご覧ください

