FX取引を行う際、米国の経済指標は相場の大きな動きに影響します。
中でも「非農業部門雇用者数(Nonfarm Payrolls / NFP)」は、FXトレーダーにとって特に注目度の高い指標です。
今回は、非農業部門雇用者数の意味やFXへの影響、取引時の注意点を初心者向けにわかりやすく解説します。
非農業部門雇用者数とは?
非農業部門雇用者数とは、米国の農業部門を除く企業や事業所で働く雇用者数を示す統計で、米労働省が毎月発表します。
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対象:製造業、サービス業、建設業などの給与支払い帳簿から集計
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除外:自営業者、農業従事者、公務員の一部
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注目ポイント:特に製造業やサービス業の雇用者数の増減が、景気動向のバロメーターとして重視されます
この統計は、失業率よりも実態に即した労働市場の動向を知る手段として、FX市場や金融市場で高い注目を集めます。
FX市場への影響
非農業部門雇用者数は、米ドル相場に大きな影響を与えることがあります。
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米ドルの急変動
NFPの発表内容が予想を上回ると米ドルが買われ、予想を下回ると米ドルが売られる傾向があります。 -
ボラティリティの増加
NFP発表直後は、短時間で急激な値動きが発生することが多く、スプレッドも広がる場合があります。 -
他の指標への影響
NFPは景気動向や金利政策にも影響するため、米国の金利や長期金利、株価などにも連動して変動することがあります。
FXトレーダーがNFPで注意すべきポイント
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発表前後は取引量を減らすかポジションを控える
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急な値動きに備えてストップ注文や損切り幅の設定を徹底する
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発表結果と予想の差が大きい場合、テクニカル指標のシグナルが一時的に乱れることがあるため、順張り・逆張りの判断には注意する
まとめ
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非農業部門雇用者数(NFP)は、米国の農業以外の雇用者数を示す指標
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FX市場では特に米ドルの短期的な変動要因として重要
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発表時はボラティリティが高くなるため、リスク管理を徹底することが不可欠
NFPはFX初心者でも覚えておきたい重要な指標のひとつです。まずは過去データをチェックし、発表時の相場の動きを観察することで、取引のタイミングやリスク管理の参考にできます。
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