「ろうけん(介護老人保険施設)」は、介護を必要とする高齢者が自宅での生活に戻れるようリハビリや介護を受けられる施設のことです。
正式には「介護老人保険施設」と呼ばれ、略して「老健(ろうけん)」と表記されることもあります。
要介護認定を受けていても、高度な医療は必要ない方を対象に、介護や看護、リハビリを行い、自立支援を目的としたサポートが行われます。
ろうけん(介護老人保険施設)の役割
介護老人保険施設は、介護保険法に基づいて運営される「施設サービス」のひとつです。
主な役割
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✅ 自宅復帰を目指したリハビリの提供
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✅ 医師・看護師による健康管理
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✅ 食事・入浴・排せつなど日常生活の介護
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✅ 家族の介護負担を軽減する役割
たとえば「退院後すぐに自宅で生活するのが難しい高齢者」が一時的に利用し、リハビリを受けながら自宅生活へ移行する準備をする、といったケースが多く見られます。
他の介護施設との違い
介護老人保険施設は、「施設介護サービス」のひとつですが、他にも以下のような施設があります。
1. 介護老人福祉施設(特養)
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通称「特別養護老人ホーム」
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日常生活に常時介護が必要な高齢者が、長期的に生活する場
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生活介護が中心で、リハビリよりも「生活の場」としての役割が大きい
2. 介護療養型医療施設
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「療養病床」とも呼ばれる
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医療や看護に重点を置いた施設
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急性期の治療が終わった後、慢性的な病気や症状を持つ要介護者が長期療養するために利用される
3. 介護老人保険施設(ろうけん)
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自宅復帰を目指すための「中間施設」的な位置づけ
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リハビリに重点を置き、医療と介護をバランスよく提供する
ろうけんを利用するメリット
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✅ 退院後のリハビリをしっかり受けられる
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✅ 医師や看護師による健康管理が受けられるため安心
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✅ 在宅復帰を目指す高齢者に適している
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✅ 一定期間だけの利用も可能
ろうけんを利用する際の注意点
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⚠️ 「長期入所」よりも「在宅復帰」が基本方針のため、ずっと住み続ける場所ではない
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⚠️ 医療行為が多く必要な方は「療養型医療施設」の方が適している場合がある
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⚠️ 入所には「要介護認定」が必要
まとめ
「ろうけん(介護老人保険施設)」は、退院後すぐに自宅に戻るのが難しい高齢者が、一時的に生活しながら介護やリハビリを受け、自宅復帰を目指す施設です。
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特養(特別養護老人ホーム)は「生活の場」
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療養型医療施設は「医療に重点を置いた場」
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ろうけんは「在宅復帰に向けた中間的な場」
と、それぞれの役割を理解して利用先を選ぶことが大切です。
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