FXを学び始めると、株式やIPO、オプション取引で使われる専門用語を目にすることがあります。その中でも少し混乱しやすいのが 「ストライク・プライス(Strike Price)」 という言葉です。
「FXの価格のこと?」「エントリーポイント?」と誤解されがちですが、実はFX取引そのものでは使われない概念です。
この記事では、
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ストライク・プライスの本来の意味
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ブックビルディング(需要予測)との関係
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FXトレーダーが知っておくべき理由
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混同しやすい用語との違い
を、FX初心者の方にもわかりやすく解説します。
ストライク・プライスとは何か?
ストライク・プライス(行使価格) とは、
株式・IPO・オプション取引などで使われる価格指定の考え方です。
特に日本では、株式の募集や売出し(IPO)におけるブックビルディングの場面で使われる用語として知られています。
ブックビルディングにおける意味
ブックビルディング(需要予測)とは、新規上場(IPO)時に、
「この価格なら買いたいです」
と投資家が希望価格を申告する仕組みです。
その中で ストライク・プライス方式 を選ぶと、
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具体的な価格は指定しない
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条件に関わらず購入する意思を示す
という申告になります。
つまり、
「価格はいくらでもOK。配分されるなら買います」
という購入意欲を最大限に示す方法です。
ストライク・プライスはFXでは使われない?
結論から言うと、
通常の日本のFX(外国為替証拠金取引)では、ストライク・プライスは使いません。
FXで使われるのは主に以下のような価格です。
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エントリー価格
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決済価格
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指値(Limit)
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逆指値(Stop)
これらはすべて、自分で明確な価格を指定する取引方法です。
なぜFXトレーダーも知っておくべき?
理由はシンプルです。
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金融ニュース
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投資系ブログ
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株・FX・オプションを横断した解説記事
で、用語が混在して使われることが多いからです。
特に最近は、
FX → 株 → オプション
と学習ステップを広げる人も多く、
ストライク・プライスをFXの注文方法と誤解するケースがよく見られます。
【具体例】FXの指値注文との違い
ここで、FX取引と比較してみましょう。
FXの指値注文(例)
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USD/JPYを 150.00円で買いたい
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価格を明確に指定
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その価格に到達しなければ約定しない
👉 価格重視の注文
ストライク・プライス(IPOの場合)
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価格は指定しない
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条件に関わらず買う意思を表明
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配分されるかどうかは抽選や需給次第
👉 意思表示重視の申告
この違いを理解しておくと、金融商品の仕組みが一気に整理されます。
FX初心者が注意すべきポイント
① ストライク・プライス=FX用語ではない
FXでは使わない概念なので、
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エントリー価格
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注文方法
と混同しないようにしましょう。
② 金融商品ごとに「価格の意味」が違う
同じ「価格」でも、
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FX
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株式
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IPO
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オプション
では役割がまったく異なります。
FXだけを学んでいるうちは問題ありませんが、
投資の幅を広げるなら用語の違いを理解することが大切です。
まとめ|ストライク・プライスは「買う意思」を示す仕組み
最後にポイントを整理します。
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ストライク・プライスは IPOや株式募集で使われる用語
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ブックビルディングで 価格を指定せず購入意欲を示す方法
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FX取引では基本的に使用しない
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金融ニュースや投資全般を理解するために知っておくと役立つ
FX初心者の方も、こうした周辺知識を押さえておくことで、
相場全体の見え方がワンランク上がります。
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