自動車を購入する代わりに「リース」で利用する方が増えています。法人利用はもちろん、個人でも「毎月定額で車を使える」点から人気があります。
しかし、リース車両には特有のリスクがあります。それが途中で全損事故を起こしてしまった場合の中途解約金(違約金)です。
このリスクに対応するために設けられているのが、リース自動車総合保険(りーすじどうしゃそうごうほけん)です。本記事では、その仕組みやメリットを初心者の方にもわかりやすく解説します。
リース自動車総合保険とは?
リース自動車総合保険とは、損保ジャパンが提供する保険商品のひとつ「LAP」のことです。
通常の車両保険では、事故などで車が全損になったときに支払われる保険金が、必ずしもリース契約の中途解約金(違約金)と一致するわけではありません。そのため、保険金だけでは不足し、利用者が差額を自己負担しなければならないケースもあります。
リース自動車総合保険(LAP)では、この問題を解消するために、車両全損時に支払われる保険金をリース契約の中途解約金と同額に設定。これにより、リース利用者が大きな経済的負担を負うリスクを軽減できるのです。
具体的な利用シーン
リース自動車総合保険が役立つのは、次のようなケースです。
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🚗 リース契約中の車で大事故を起こし、修理不能になった
→ 通常の車両保険では中途解約金をカバーしきれないが、LAPなら全額補償。 -
🚗 法人で複数台のリース車を利用中に、社員が事故で車を全損にしてしまった
→ 急な大きな出費を避け、会社の経費管理を安定させられる。
保険金請求を簡略化する仕組み「LAP-QPS」
リース自動車総合保険には、LAP-QPS(Quick Payment System)という制度があります。
これは、リース会社と損保ジャパンが直接やり取りすることで、契約者の手続きを簡略化し、スムーズに保険金が支払われる仕組みです。
忙しい法人担当者にとっても、スピーディーかつ安心して利用できる点が大きなメリットといえるでしょう。
メリットまとめ
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✅ 全損事故時のリース中途解約金を全額補償
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✅ 自己負担リスクを軽減できる
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✅ 法人・個人ともに安心してリース車を利用可能
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✅ LAP-QPSにより保険金請求の手間を削減
注意点
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⚠️ 保険料は通常の車両保険より高くなる可能性がある
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⚠️ すべてのリース契約に自動的に付帯されるわけではないため、契約前に確認が必要
まとめ
リース自動車総合保険(LAP)は、リース車両の全損事故による中途解約金を補償するための専用保険です。通常の車両保険では不足しがちな部分をしっかりカバーし、利用者の経済的負担を軽減します。
法人・個人を問わず、安心してリース車を使いたい方にとって、加入を検討する価値のある保険といえるでしょう。
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