FX(外国為替証拠金取引)で利益を狙うには、為替の値動きを予測するテクニカル分析が欠かせません。
その中でも、日本で生まれた一目均衡表(いちもくきんこうひょう)とは何かを理解することは、初心者が相場を読む力をつけるために非常に役立ちます。
この記事では、一目均衡表の基本とFXでの活用方法をわかりやすく解説します。
一目均衡表とは?
一目均衡表は、一目山人(ペンネーム)によって開発された日本独自のテクニカルチャートです。ローソク足と5本の補助線を使って構成され、過去の値動きやトレンドの強さ、今後の相場の方向性を視覚的に把握できるのが特徴です。
一目均衡表の5本の補助線
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基準線(きじゅんせん):過去の平均値を示す線で、相場の方向性を判断する基準になります
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転換線(てんかんせん):短期的なトレンドの変化を捉える線
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遅行線(ちこうせん):現在のローソク足に対して過去の価格を表示し、トレンドの強さを確認
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先行スパン1・2(せんこうスパン):将来のサポートやレジスタンスの目安になる「雲」を形成
特に注目すべきは「雲」です。雲は先行スパン1と2で作られる抵抗帯で、ローソク足の位置や雲の厚さによって、買いか売りかの目安になります。
FXで一目均衡表を使うメリット
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トレンドの方向性がわかりやすい
上昇トレンドではローソク足が雲の上に位置し、下降トレンドでは雲の下に位置します。 -
サポート・レジスタンスの目安になる
雲の上限・下限が抵抗や支持線として機能するため、エントリーや決済のタイミングを判断しやすくなります。 -
売買シグナルの確認ができる
転換線と基準線の交差や、ローソク足の雲抜けなどで、売買の目安を作れます。
FX初心者向けの使い方例
例えばUSD/JPYを取引する場合:
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ローソク足が雲の上にあり、転換線が基準線を上抜けしたとき → 買いのシグナル
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ローソク足が雲の下にあり、転換線が基準線を下抜けしたとき → 売りのシグナル
こうした視覚的な判断により、初心者でも比較的安全にトレードできます。
注意点:一目均衡表を使うときのリスク
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全てのシグナルが正確ではない
雲を使ったトレンド判断は有効ですが、相場急変時には逆行することもあります。 -
他のテクニカル分析と併用する
RSIや移動平均線などと組み合わせることで、より精度の高いエントリーポイントを見つけやすくなります。
まとめ:FXでの一目均衡表とは
一目均衡表とは、ローソク足と5本の補助線を使ってトレンドやサポート・レジスタンスを視覚化する日本独自のテクニカル分析ツールです。FX取引では、雲の位置や線の交差を見て売買のタイミングを判断できます。初心者はまず「雲の上か下か」を意識してトレードを始めると、相場の流れをつかみやすくなります。
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