PERとは?
PER(Price Earnings Ratio:株価収益率)とは、株価やREIT価格を1口当たりの純利益で割って算出する指標です。
- 計算式:

- 一般に「株価収益率」と訳される
- 投資対象の価値を判断する目安として利用される
PERの基本的な考え方
- PERが低い → 株価やREIT価格が純利益に比べて割安とされる
- PERが高い → 成長期待や割高の可能性がある
ただし、単純なPERだけで判断するのは危険で、業界平均や過去水準との比較が重要です。
不動産投資(REIT)でのPERの活用
REIT(不動産投資信託)もPERを算出でき、投資判断に役立ちます。
1. REITのPER計算例
- REIT価格:100,000円
- 1口あたりの年間純利益(分配可能利益):5,000円

- この場合、PERは20倍
- 同業のREITや過去のPERと比較して割安か割高かを判断する
2. 投資判断のポイント
- 比較データが豊富であること:PERは単独では判断できず、同業他REITや過去のPERとの比較が必須
- 外部要因の影響:金利動向や不動産市況の変化、税制改正などによってPERは変動する
- 長期的視点:一時的な利益変動だけで判断せず、数年単位の推移を見ることが重要
不動産投資家が知っておくべき注意点
- 分配金や経費の影響
- REITの純利益は分配可能利益を基に算出される
- 運用経費や修繕費の増減でPERは変動する
- 単独指標での過信は禁物
- PERだけで投資判断を下すと誤判断のリスクがある
- PBR(株価純資産倍率)や利回り(分配金利回り)など、複数指標で総合的に判断する
- 税務上の注意
- REITからの分配金は、所得税・住民税の課税対象
- 国内源泉課税や特定口座での計算に注意する
まとめ
PERとは、株価やREIT価格を1口当たりの純利益で割った株価収益率のことです。
- 投資対象の割安・割高の目安として活用できる
- 不動産投資信託(REIT)でも算出可能で、同業比較や過去水準との比較が重要
- 単独指標に頼らず、利回りやPBRなどと併用して判断する
不動産投資家としてPERを理解することで、REITの投資判断や物件価値評価の参考にすることができます。
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