中途付加(ちゅうとふか)とは、現在加入している生命保険や医療保険の主契約をそのまま継続しながら、新たに特約を追加することをいいます。
特約を追加することで、契約内容を変更することなく、保障の範囲や金額を充実させられるのが大きなメリットです。
中途付加の主な2つの方法
中途付加には、大きく分けて次の2つのパターンがあります。
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死亡保障を増額する場合
例:定期保険特約を追加して、万が一の場合の保障額を増やす。
→ この場合、増額部分の保険料は追加時の年齢や保険料率で計算されます。 -
病気やケガへの備えを強化する場合
例:入院特約や疾病特約を追加して、入院費や治療費への保障を厚くする。
→ この場合も、中途付加時の年齢や保険料率に基づき、特約保険料が決まります。
中途付加の注意点
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告知や診査が必要
新たに特約を追加する際には、健康状態の告知や診査を求められるのが一般的です。 -
保険料は追加時点の条件で計算
若い時期に追加すれば保険料を抑えやすい一方、年齢が上がると負担も増えます。 -
保障内容の見直しの好機
家族構成やライフステージの変化に合わせて、中途付加を活用すると無駄なく保障を整えられます。
具体的な利用シーン
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子どもが生まれたタイミングで死亡保障を増やす
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仕事や生活環境の変化に伴い医療保障を手厚くする
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高額療養費制度や健康保険だけでは不安な部分を特約で補う
まとめ
中途付加は、既存の保険契約を活かしながら、必要な保障を後から追加できる柔軟な方法です。
ただし、追加時点の年齢や健康状態によっては希望する特約を付けられない場合もあるため、ライフプランを見据えて早めの検討がおすすめです。
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