保険に関する用語でよく登場する「保険者(ほけんしゃ)」。
普段の生活ではあまり使わない言葉ですが、保険契約を理解するうえで欠かせない重要な概念です。
本記事では、保険者の基本的な意味から、契約者・被保険者との違い、具体的な役割まで、初心者にもわかりやすく解説します。
保険者とは?
保険者とは、契約者と保険契約を結ぶ主体のことを指します。
一般的には「保険会社」がこれにあたります。
保険者は、契約に基づき次のような役割を担います。
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保険料を受け取る
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保険事故が発生した場合に、保険金や給付金を支払う
つまり、契約者や被保険者を経済的に守る立場にあるのが「保険者」です。
保険者と契約者・被保険者の違い
保険に関わる主体は、「保険者」「契約者」「被保険者」の3つがあります。それぞれの違いを整理しましょう。
用語 | 意味 | 例 |
---|---|---|
保険者 | 保険を引き受ける側(通常は保険会社) | ○○生命、△△損保 |
契約者 | 保険料を支払い、契約上の権利を持つ人 | 山田さん(父) |
被保険者 | 保険の対象となる人(生命・身体・財産) | 山田さんの子ども |
具体例
山田さん(父)が子どもの医療保険に加入した場合:
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保険者 → 保険会社(例:○○生命)
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契約者 → 山田さん(父)
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被保険者 → 子ども
このように、保険者=契約を引き受ける会社、契約者=保険料を払う人、被保険者=保障の対象となる人と整理できます。
保険者の役割
保険者の主な役割は、以下の通りです。
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契約の引き受け
契約者からの申し込みを審査し、契約を承諾するか判断します。 -
保険料の管理・運用
受け取った保険料を適切に運用し、将来の保険金支払いに備えます。 -
保険事故の補償
火災や交通事故、死亡や病気など、保険契約で定められた「保険事故」が発生したときに保険金を支払います。
保険事故とは?
保険者が支払い義務を負う事由を**「保険事故」**と呼びます。
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火災保険 → 火災・水災などによる損害
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自動車保険 → 交通事故による対人・対物賠償
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生命保険 → 被保険者の死亡や高度障害
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医療保険 → 病気やケガによる入院・手術
つまり「どんな出来事が起こったら保険者が支払うか」を明確に定めたものが保険事故です。
まとめ
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保険者とは、保険契約を引き受ける者(通常は保険会社)
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保険者は、契約者から保険料を受け取り、保険事故が発生した場合に保険金を支払う役割を持つ
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契約者・被保険者と混同しやすいため、それぞれの違いを理解しておくことが大切
保険の仕組みを理解するためには、「誰が契約し」「誰が対象となり」「誰が補償するのか」を整理することが欠かせません。
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