保険商品にはさまざまな種類がありますが、その中でも「利率変動型積立終身保険(りりつへんどうがたつみたてしゅうしんほけん)」は、積立と終身保障を組み合わせた特殊なタイプの保険です。
本記事では、その仕組みや特徴、似ている用語との違いについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。
利率変動型積立終身保険とは?
利率変動型積立終身保険とは、保険料の払込期間中に積立金を蓄え、払込終了後にその積立金をもとに終身の保障(死亡保障や高度障害保障)を得られる保険です。
基本的な流れ
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払込期間中
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支払った保険料の一部が積立金として蓄えられる
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この期間中は、積立額に応じた分しか保険金を受け取れない
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払込期間終了後
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積立金をもとに、終身の死亡保障・高度障害保障を得られる
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このとき、加入時の健康状態は問われない
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つまり、「払込中は貯蓄」「払込後は保障」が特徴の保険といえます。
「積立利率変動型終身保険」との違い
似た名称で混同されやすいのが「積立利率変動型終身保険」です。
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利率変動型積立終身保険
→ 払込終了後に積立金を基準に終身保障が始まるタイプ。 -
積立利率変動型終身保険
→ 市場金利の変動によって解約返戻金や死亡保険金が増減するタイプ。
両者は似ていますが、仕組みとリスクの取り方が異なります。契約時には必ず確認しましょう。
メリット
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✅ 健康状態を問わず終身保障を得られる(払込完了後)
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✅ 保険料払込中は積立金として貯蓄できる
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✅ 長期的に「貯蓄+保障」を両立できる
注意点
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⚠️ 払込期間中は十分な死亡保障が得られない
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⚠️ 積立金の運用利率によって将来の保障額が変わる可能性がある
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⚠️ 商品によっては途中解約すると元本割れする場合がある
具体的なイメージ例
たとえば30歳の方が「利率変動型積立終身保険」に加入し、60歳まで30年間保険料を支払った場合:
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30~59歳の間:保険料は積立に回るため、大きな死亡保障は得られない
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60歳以降:積立金をもとに「終身の死亡保障」がスタート
このように、将来の保障を見据えながら積立をしていくイメージの保険です。
まとめ
利率変動型積立終身保険は、「払込中は貯蓄」「払込後は保障」という仕組みを持つ終身保険です。似た名前の「積立利率変動型終身保険」とは内容が異なるため、しっかり区別して理解することが大切です。
保険選びでは、「いつから保障を得たいか」「どの程度の貯蓄性を求めるか」によって向き不向きが変わります。契約前に仕組みを理解し、自分のライフプランに合うかどうかを確認しましょう。
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