外国株式の国内委託取引とは

外国株式の国内委託取引とは?仕組み・特徴・為替リスクをFX目線で解説

外国株式への投資と聞くと、「外貨建てで難しそう」「為替が不安」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、外国株式の国内委託取引を利用すれば、日本円のまま外国企業の株式を売買することができます。
この記事では、国内委託取引の仕組みやメリット・注意点を、FXの視点も交えながらわかりやすく解説します。

外国株式の国内委託取引とは何か

外国株式の国内委託取引とは、
日本の証券取引所(主に東京証券取引所)に上場している外国企業の株式を、日本株と同じように売買する取引方法です。

この取引の最大の特徴は、

・売買・決済がすべて円建て
・国内株式と同じ取引ルール
・日本の証券会社・取引所を通じて取引

という点にあります。

どんな外国株式が取引できるのか

東京証券取引所には、
米国・ヨーロッパ・アジアなどの外国企業が上場しています。

これらの銘柄は、

・日本円で売買可能
・国内株式と同じ時間帯で取引
・日本語の情報が得やすい

という特徴があり、海外株投資の入り口として利用されることもあります。

国内委託取引のメリット

円建て取引で為替手続きが不要

国内委託取引では、
外貨への両替が不要で、円のまま取引できます。

そのため、

・為替レートを気にしなくてよい
・外貨決済の手間がない
・資金管理がシンプル

というメリットがあります。

国内株式と同じ注文方法が使える

・成行注文
・指値注文

に加えて、
対象銘柄であれば信用取引も可能です。

株式取引に慣れている人にとっては、非常に扱いやすい取引形態です。

FXトレーダー目線で見た注意点

為替リスクがゼロになるわけではない

円建て取引とはいえ、
企業の業績や株価は本国通貨や為替の影響を受けます

たとえば、

・ドル安が進行
・海外での評価額が下がる
・結果として株価に影響

といった形で、間接的な為替リスクは存在します。

FX経験者であれば、
この「見えにくい為替影響」に注意することが重要です。

国内委託取引のデメリットと現状

上場銘柄数が少ない

国内委託取引で取引できる外国株式は、
年々減少傾向にあります。

東京証券取引所の外国株上場数は、
1991年をピークに縮小しており、選択肢は限定的です。

本国市場との値動きにズレが出る場合

・流動性が低い
・取引時間が異なる

といった理由から、
本国市場と価格に乖離が生じることもあります。

国内委託取引と海外委託取引の違い

簡単に整理すると、

・国内委託取引 → 円建て、日本の取引所
・海外委託取引 → 外貨建て、海外の取引所

FXの視点では、
為替リスクをどこまで直接受けたいかが選択のポイントになります。

まとめ|国内委託取引は為替が不安な人の選択肢

外国株式の国内委託取引は、
日本円のままで外国企業に投資できる取引方法です。

・円建てで手軽
・国内株と同じ感覚で取引可能
・一方で銘柄数や流動性には制限あり

FX初心者や、
「まずは為替リスクを抑えて海外株に触れたい」
という方にとって、有効な選択肢の一つと言えます。

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