**家族型(かぞくがた)**とは、保険契約において、主契約者(被保険者)1人だけでなく、配偶者や子供も一緒に被保険者として保障を受けられる契約形態を指します。
通常、保険では被保険者は「1人」ですが、家族型にすると家族全員をまとめて保障できるのが特徴です。特に医療保険でよく見られます。
✅ 家族型の基本的な仕組み
保険の「家族型」は、1つの契約で家族全員を保障するイメージです。
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被保険者を本人(主契約者)だけにする →「個人型」
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本人と配偶者だけを被保険者にする →「夫婦型」
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本人・配偶者・子供も含める →「家族型」
✅ 具体例:夫婦型と家族型の違い
ケース例:子供2人の家庭
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夫婦型
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被保険者:夫、妻
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子供は保障対象外
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家族型
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被保険者:夫、妻、子供2人
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家族全員が保障対象
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つまり、「子供も含めて保障したい」なら家族型を選ぶ必要があります。
✅ 家族型のメリット
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✅ 契約が1本にまとまるので管理がラク
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✅ 家族全員の保障内容を把握しやすい
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✅ 個別加入より保険料が割安になることも
✅ 家族型が多い保険の種類
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医療保険
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がん保険
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生命保険の一部
特に医療保険で家族型はポピュラーで、家族みんなが同じ保障を受けられるプランが豊富に用意されています。
✅ 「家族型」と「家族特約」は別物なので注意!
似た名前ですが仕組みは違います。
項目 | 家族型 | 家族特約 |
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仕組み | 配偶者や子供をそれぞれ「被保険者」として加える | 主契約者に付帯し、家族分の保障をつける |
契約の効力 | 全員が被保険者なので契約はそれぞれ独立性あり | 主契約者が死亡・解約で特約は消滅 |
例えば「家族特約」だと、主契約者(例:夫)が死亡したら特約自体が消滅し、妻や子供の保障がなくなってしまいます。
✅ 家族型を選ぶときのポイント
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家族全員に同等の保障が必要かを考える
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子供の医療保障が手厚いプランかをチェック
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保険料がどのくらい増えるかを比較する
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将来のライフステージ変化(子供の独立など)も考慮する
✅ まとめ
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家族型とは
→ 1つの保険契約で、本人・配偶者・子供をそれぞれ被保険者にできる形態 -
夫婦型との違い
→ 夫婦型は本人と配偶者のみが対象 -
家族特約との違い
→ 家族特約は主契約に付帯するオプションで、主契約者死亡で消滅するリスクがある
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