結論から言うと、日本のお札は**「日本銀行」が発行し、「国立印刷局」が印刷**しています。
この二つの組織が協力して、私たちが毎日使う紙幣を安全に管理しているのです。
お札の発行と印刷の役割
- 日本銀行
1万円札や千円札など、すべてのお札には「日本銀行券」と書かれています。これは、日銀が正式にお札を発行していることを示しています。 - 国立印刷局
実際に紙幣を印刷するのは、独立行政法人の国立印刷局です。前身は1871年に設置された「紙幣司」。2003年に現在の名称になりました。
明治時代、まだ印刷技術や政府への信頼が十分でなかった頃は、お札の普及に苦労しました。
しかし現在では、世界でもトップクラスの技術で紙幣を作っています。
お札に使われる高度な偽造防止技術
みなさんも、お札を光にかざすと肖像が浮かび上がる「すかし」を見たことがあるでしょう。
これは偽札を防ぐための仕組みの一つです。
ほかにも、細かい模様や特殊なインクなど、さまざまな工夫がされています。
- 光を当てると浮かぶ肖像(すかし)
- 偽造防止用の特殊インクや模様
- 紙質や微細な加工
こうした技術によって、紙幣は簡単にはコピーできないようになっています。
ニセ札を作ると犯罪になる理由
お札を偽造することは刑法第148条で「通貨偽造の罪」とされ、無期または3年以上の懲役刑が科されます。
その理由はシンプルです。ニセ札が流通すると、国の信用が揺らぎ、経済活動が成り立たなくなるからです。
もし大量の偽札が出回れば、私たちは買い物のたびにお札の真偽を確認する必要が出てきます。
最悪の場合、物々交換に戻るような状況にもなりかねません。
- 自分で作るのはもちろん犯罪
- 他人からもらったニセ札を使っても犯罪
- 発見したら日本銀行や警察に届ける
ただし、届け出てもお金として交換はできません。
あくまで捜査への協力としての対応となります。
まとめ
- 日本のお札は「日本銀行」が発行し、「国立印刷局」が印刷している
- 高度な偽造防止技術で、お札の安全性を守っている
- ニセ札を作ったり使ったりすることは重大な犯罪
- 偽札は経済の信用を揺るがすため、法律で厳しく取り締まられている
日常で使っている紙幣も、こうした背景を知ると、ただの紙ではなく国の信用を支える大切なものだと感じられますね。
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