月払いとは

月払い(つきばらい)とは?保険料の支払い方法と他の払い方との違い

「月払い」とは、保険料を毎月1回ずつ支払う方法を指します。
生命保険・医療保険・自動車保険など、多くの保険で選べる基本的な払込方法のひとつです。

月払い以外の主な払込方法

保険料の払込方法は月払いのほかにもいくつかあります。

  • 半年払い:6か月ごとに保険料を支払う

  • 年払い:1年分をまとめて支払う

  • 一時払い:契約時に全額を一括で支払う

  • 全期前納:契約期間分をまとめて前払いする

 

払込方法による保険料の違い

一般的に、まとめて支払う方法ほど保険料が割安になります。

例えば、同じ保険契約でも

  • 月払い → 年間総額 120,000円

  • 年払い → 年間総額 117,600円(※月払いより2,400円お得)

となるケースがあります。これは、保険会社にとって集金コストや事務手続きが少なくなる分、割引が適用されるためです。

月払いのメリット

  1. 家計管理がしやすい
    毎月の生活費の中に保険料を組み込みやすく、急な大きな出費を避けられます。

  2. 初期負担が少ない
    契約時に大きな金額を用意する必要がありません。

  3. 解約時の損失が小さい
    途中で解約しても、未経過分の大きな保険料を支払ってしまうリスクがありません。

 

月払いのデメリット

  • 年間の総支払額は高くなりやすい
    まとめ払いに比べると割引が適用されない分、総額は多くなります。

  • 毎月の引き落とし管理が必要
    残高不足で引き落としができないと、契約が失効する可能性があります。

 

実際の利用シーン例

例えば、就職して間もない20代のAさんは、医療保険を月払いで契約。
月々3,000円程度の負担で保障を確保でき、生活費と合わせて家計管理をしやすくしています。
一方、ボーナスや貯蓄に余裕がある人は、年払いに切り替えて保険料を節約するケースも多いです。

まとめ

「月払い」は、毎月一定額を支払うことで負担を平準化できる便利な方法です。
ただし、総額はまとめ払いよりも高くなる傾向があるため、家計の状況や契約期間を考慮して選びましょう。

さらに参照してください:

積立(つみたて)とは?生命保険における意味と活用方法