自動車付属品・付属機械装置とは

自動車付属品・付属機械装置とは?補償対象になる条件や例をわかりやすく解説

自動車保険に加入する際、「車に付いているオプションや装備品は保険の対象になるの?」と疑問に感じたことはありませんか?

この記事では、自動車保険の用語である**「自動車付属品・付属機械装置」**について、初心者にもわかりやすく解説します。
特にカーナビや特殊車両の精密装置などが該当するこの用語は、補償の範囲に直結する大切なポイントです。

🚗 自動車付属品とは?

🔍 自動車に「定着・装備」されているもの

「自動車付属品」とは、自動車に固定されている機器や装備品のことを指します。
保険業界では、車両本体とは区別しつつも、条件を満たせば補償対象として扱われます。

📌 代表的な自動車付属品の例

種類 具体例
車両に定着・装備されているもの スペアタイヤ、カーオーディオ、バックカメラなど
使用目的が車内に限定されている固定機器 カーナビ、ETC車載器、ドライブレコーダーなど

いずれも、「取り外して他の場所では使えない/車内でのみ機能するもの」が条件です。

🧰 付属機械装置とは?

🚑 特殊用途車に取り付けられた精密機器

「付属機械装置」とは、救急車や検診車、消防車、放送中継車などの特種用途車両に定着・装備されている専用機器を指します。

例:

  • 医療防疫車のX線検査装置(検診車)

  • 消防の検査測定車の送水管検査装置

  • 放送局の中継車に搭載された中継カメラや制御装置

これらは非常に高額かつ精密な装置であるため、通常の車両保険とは別途補償が必要になるケースが多いです。

📝 補償を受けるにはどうすればいい?

自動車付属品のうち一定の条件を満たすものや、付属機械装置については、保険契約の際に次のような手続きが求められます。

✅ 付属機械装置を補償対象にする条件

  • 申込書に明記すること
     → 付属機械装置の名称金額を記入

  • 保険会社によっては写真や見積書の添付を求められる場合もあり

この手続きが漏れていると、万が一の損害が起きても補償を受けられない可能性があるため、要注意です。

💡 注意点とよくある誤解

❌ 持ち運び可能な機器は対象外?

はい。たとえば以下のような機器は、「自動車付属品」には該当しません。

  • シガーソケットから電源をとるポータブルカーナビ

  • 持ち運びできるスマートフォンホルダー

  • 車内でたまたま置いていたノートパソコンやカメラ

🔍 ポイント:車両本体と一体化しているかどうかが判断基準になります。

✅ まとめ|付属品・機械装置の把握で保険の安心度が変わる

用語 内容
自動車付属品 車内に固定された装備品 ナビ、ETC、スペアタイヤなど
付属機械装置 特殊車両に搭載された精密機器 検診機器、中継設備など
  • 自動車保険では、付属品の種類と固定状況によって補償の可否が異なります

  • 特に高額な装置については、申込時に必ず申告することが大切です

  • 不明点がある場合は、加入前に保険会社に確認を!

さらに参照してください:

自動車保険とは?基本の仕組みと補償内容をわかりやすく解説