「連生保険(れんせいほけん)」は、2人以上の被保険者を対象とする生命保険のことをいいます。
親子や夫婦など、複数の家族をひとつの契約でカバーできる点が特徴です。
例えば、学資保険も連生保険の一例です。学資保険では親が契約者・子どもが被保険者となり、親が死亡した場合にはその後の保険料が免除される仕組みがあります。
連生保険の仕組み
連生保険では、契約に複数人の被保険者が関わります。代表的な仕組みを見てみましょう。
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契約者(親など):保険料を支払う人
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被保険者(子どもや配偶者):保険の対象となる人
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受取人:保険金や給付金を受け取る人
例えば学資保険の場合、契約者である親が亡くなった場合には、その後の保険料の払い込みが不要(免除)になります。
その一方で、子どもが進学するタイミングで祝い金(生存給付金)や満期保険金を受け取ることができます。
連生保険の具体例:学資保険
学資保険は、子どもの教育資金を積み立てるために利用される代表的な連生保険です。
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子どもが高校や大学に進学する際に祝い金を受け取れる
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満期時にまとまった教育資金を準備できる
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親が亡くなった場合でも、保険料の払い込みが免除されるため、子どもの教育資金に影響が出にくい
ただし、子どもが万一亡くなった場合に支払われる死亡保険金は、一般的に少額に設定されています。
単生保険との違い
連生保険に対して、被保険者が1名のみの保険を 単生保険(たんせいほけん) といいます。
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連生保険:被保険者が2人以上(例:学資保険、夫婦保険)
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単生保険:被保険者が1人のみ(例:一般的な終身保険、定期保険)
家族構成や目的に応じて、連生保険と単生保険を使い分けることが大切です。
連生保険のメリットと注意点
メリット
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✅ 契約者が亡くなった場合でも保険料が免除される(教育資金の確保に安心)
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✅ 複数の家族を一契約でカバーできる商品もある
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✅ 学資保険のように「貯蓄性」と「保障」を兼ね備えたプランがある
注意点
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⚠️ 子どもの死亡保障は低額であり、万一の場合の備えとしては不十分
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⚠️ 契約者(親)が亡くならない限り、保険料の支払い義務は続く
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⚠️ 単生保険に比べて仕組みが複雑な場合があるため、内容をよく理解して加入する必要がある
まとめ
連生保険とは、複数人を対象とする生命保険であり、学資保険や夫婦向け保険がその代表例です。
契約者が亡くなった場合に保険料が免除される仕組みは、教育資金や家族の将来設計に大きな安心をもたらします。
一方で、単生保険との違いや補償の範囲を正しく理解して選ぶことが大切です。
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