送金扱いとは

送金扱い(そうきんあつかい)とは?保険料払い込み方法の一つを解説

送金扱い(そうきんあつかい)とは、生命保険会社が指定する金融機関の口座に、振込用紙などを使って保険料を送金する方法です。
保険料の払い込み方法の一つで、口座振替扱いや団体扱い
と並ぶ主要な経路のひとつとして利用されています。

送金扱いの仕組み

送金扱いでは、保険会社から送られてくる「振込用紙」や「払込票」に記載された情報を使い、銀行や郵便局などで保険料を振り込みます。
送金手続きは契約者自身が行い、期日までに入金する必要があります。

主な特徴

  • 契約者が自分で振込手続きを行う

  • 銀行窓口、ATM、インターネットバンキングなどで送金可能

  • 送金のたびに手数料が発生する場合あり

 

他の払込方法との違い

1. 口座振替扱い

契約者が指定した口座から、保険会社が自動的に保険料を引き落とす方法です。
振込の手間がなく、払い忘れを防げるのがメリットです。

2. 団体扱い

勤務先や団体(企業、組合など)の給与から保険料を天引きし、保険会社に支払う方法です。
多くの場合、団体割引が適用され、保険料が割安になります。

3. クレジットカード払い

最近はクレジットカードによる払い込みも可能な保険会社が増えています。
ポイント還元が受けられる反面、カードの有効期限や限度額に注意が必要です。

送金扱いが向いているケース

  • 口座振替やクレジットカード払いを利用したくない、または利用できない場合

  • 契約者が自分のタイミングで支払いたい場合

  • 海外在住で自動引き落としが難しい場合

 

送金扱いの注意点

  1. 支払期限を守る必要がある
    期限を過ぎると契約が失効するおそれがあります。

  2. 手数料負担が発生することもある
    金融機関によっては送金手数料がかかります。

  3. 払い込みの記録を保管する
    万が一のトラブルに備え、振込明細や控えを保管しておくと安心です。

 

まとめ

  • 送金扱いは、振込用紙などを使って契約者が自分で保険料を送金する方法。

  • 口座振替や団体扱い、クレジットカード払いと並ぶ主要な払込方法の一つ。

  • 手間はかかるが、自由度が高く、特定の事情がある契約者に適している。

送金扱いを選ぶ場合は、期限管理と手数料の確認を忘れずに行いましょう。

さらに参照してください:

総合福祉団体定期保険(そうごうふくしだんたいていきほけん)とは?企業の福利厚生で使われる保険を解説