保険に加入していれば「どんな時でも保険金が支払われる」と思いがちですが、実はそうではありません。
契約内容の中には、あらかじめ「保険金が支払われないケース」=免責事項(めんせきじこう)が定められています。
本記事では、免責事項の意味や代表的な例を、初心者にもわかりやすく解説します。
免責事項とは?
免責事項とは、保険契約において保険金が支払われない特定の事由を指します。
保険会社は、契約者や被保険者に発生したすべての損害をカバーしているわけではなく、あらかじめ「補償対象外」とする条件を保険約款に定めています。
免責事項が設けられている理由
免責事項が存在するのは、保険の公平性と健全性を保つためです。
もしすべての事故を補償対象にすれば、保険料が高額になり、契約者全体にとって不利益になります。
また、契約者が故意に事故を起こしても保険金が支払われるとなれば、モラルハザード(倫理的危険)が発生し、保険制度自体が成り立たなくなります。
代表的な免責事項の例
保険の種類ごとに細かい免責事項は異なりますが、一般的には以下のようなケースが対象外とされます。
1. 契約者や被保険者の故意による損害
例:保険金を受け取るために自動車を故意に事故させる、火災保険対象の建物に故意に火をつける など
2. 無免許運転・酒気帯び運転など重大な過失による事故
例:飲酒運転中に起こした交通事故での車両損害
3. 戦争・テロ・暴動など社会的大規模リスク
例:戦争や内乱による家屋の損害
4. 地震・噴火・津波などの大規模自然災害
多くの損害保険(自動車保険や火災保険など)では、地震や津波による損害は補償の対象外とされます。
👉 ただし、別途「地震保険」に加入していれば補償を受けられる場合があります。
免責事項を確認する際のポイント
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必ず約款を確認する
免責事項は契約書類の「約款」に明記されています。契約前後にしっかり確認しておきましょう。 -
保険の種類ごとに異なる
自動車保険、生命保険、火災保険など、それぞれ免責事項の内容が異なります。 -
特約でカバーできる場合もある
地震や水害など、一部の免責事項については「特約(オプション)」を付けることで補償を広げることができます。
まとめ
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免責事項とは、保険金が支払われないケースのこと
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契約者の故意・重大な過失、戦争や地震などが代表的な免責事項
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免責事項は保険ごとに異なるため、必ず約款を確認することが大切
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必要に応じて特約を追加することで、免責リスクを補える場合もある
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