FXを始めると必ず出てくる言葉が「ポジション」です。
チャート分析や経済指標の話は理解できても、「今ポジションを持っている」「ポジションを解消する」と言われると、少し曖昧に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、FXにおけるポジションの基本的な意味から、種類、実際の取引例、初心者が注意すべきポイントまでをわかりやすく解説します。
ポジションとは何か
FXにおけるポジションとは、新規注文を出して約定し、まだ決済していない建玉(たてぎょく)のことを指します。
簡単に言うと、「今現在保有している取引中の状態」がポジションです。
ポジションを持っている間は、為替レートの変動によって、
・含み益が出る
・含み損が出る
という状態が常に変化します。
ロングポジションとショートポジションの違い
FXの大きな特徴は、「買い」からも「売り」からも取引を始められる点です。
そのため、ポジションには次の2種類があります。
ロングポジションとは、通貨を買って保有している状態です。
たとえば、ドル円を110円で買った場合、円安(ドル高)が進めば利益が出ます。
ショートポジションとは、通貨を売って保有している状態です。
ドル円を110円で売った場合、円高(ドル安)が進めば利益になります。
FXでは相場が上がっても下がっても、方向を正しく読めれば利益を狙えるのが特徴です。
実際のFX取引におけるポジションの例
たとえば、
・ドル円がこれから上昇しそうだと判断
・110.00円で買い注文を出し、約定
した場合、その時点で「ドル円のロングポジションを保有している」状態になります。
その後、
・112.00円で決済すれば利益確定
・109.00円で決済すれば損失確定
となり、決済が完了した時点でポジションはなくなります。
ポジションと証拠金・レバレッジの関係
ポジションを保有するためには、証拠金が必要です。
レバレッジをかけることで、少ない資金でも大きなポジションを持つことができますが、その分リスクも高まります。
ポジションが大きすぎると、
・少しの値動きで含み損が拡大
・証拠金維持率が低下
・最悪の場合、ロスカット
といった事態につながる可能性があります。
そのため、ポジションサイズの管理はFX取引において非常に重要です。
FX初心者が注意すべきポジション管理のポイント
初心者の方が特に注意したいのは、
・ポジションを持ちすぎない
・根拠のない長期保有をしない
・損切りラインを決めずに放置しない
という点です。
「そのうち戻るだろう」と根拠なくポジションを保有し続けると、含み損が膨らみ、冷静な判断ができなくなります。
エントリー前に、
・どこで利益確定するか
・どこで損切りするか
を決めておくことが、安定した取引につながります。
ポジションを理解することがFX上達の第一歩
FXでは、チャート分析や経済指標も重要ですが、
自分が今どんなポジションを、どのくらいのリスクで持っているのかを正しく把握することが何より大切です。
ポジションの意味を正しく理解し、
・ロングかショートか
・数量は適切か
・リスクは許容範囲か
を常に意識できるようになると、無駄な損失を減らしやすくなります。
まとめ|ポジション管理がFXの成績を左右する
ポジションとは、FX取引において「今まさに勝負している状態」を表す重要な概念です。
ロングポジションとショートポジションの違いを理解し、適切なポジションサイズとリスク管理を行うことが、FXで長く取引を続けるための基本になります。
FX初心者の方は、まず「ポジションを持つとはどういうことか」をしっかり理解し、一つひとつの取引を丁寧に積み重ねていきましょう。
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