「株式投資に興味はあるけれど、100株単位は資金的にハードルが高い」
そんな方に注目されてきたのが、株式ミニ投資(通称:ミニ株)です。
この記事では、株式ミニ投資の仕組み、メリット・デメリット、通常の株式取引との違いを、
FX取引と比較しながら、初心者にもわかりやすく解説します。
株式ミニ投資(ミニ株)とは?
株式ミニ投資(ミニ株)とは、通常の株式取引よりも少ない資金で株式を購入できる取引方法です。
日本の株式市場では、原則として
1単元=100株単位での売買が必要になります。
しかし、ミニ株を利用すれば、
-
1単元の 1/10(10株)単位
-
通常の 10分の1の資金
で株式投資を始めることが可能です。
たとえば、
株価1,000円の銘柄の場合、
-
通常取引:100株=10万円
-
ミニ株:10株=1万円
と、少額から投資経験を積むことができます。
株式ミニ投資の仕組みと特徴
単元未満株としての取り扱い
ミニ株で購入する株式は、単元未満株となります。
そのため、通常の株式とは扱いが一部異なります。
-
配当金や株式分割による株式は
👉 保有株数に応じて配分 -
議決権
👉 行使できない
また、株主名簿上の名義は、
取扱証券会社の「株式ミニ投資口」名義となります。
ミニ株のメリット|FX初心者にも共通する魅力
少額で投資を始められる
ミニ株最大のメリットは、
少ない資金で株式投資を体験できることです。
これはFXで、
「まずは少額・低ロットから取引を始める」という考え方と非常に似ています。
-
大きなリスクを取らずに市場に慣れる
-
値動きや注文の流れを実体験できる
という点で、投資初心者にとって心理的な負担が小さい取引方法です。
ミニ株のデメリットと注意点
取扱証券会社・銘柄が限られる
ミニ株は、
すべての証券会社で取り扱っているわけではありません。
実際に、
SMBC日興証券は 2022年3月11日にミニ株の提供を終了しています。
また、取り扱いがある場合でも、
-
証券会社ごとに選定された銘柄のみ
-
好きな銘柄を自由に選べない
という制約があります。
指値注文ができない
ミニ株取引では、
指値注文は不可となっています。
-
売買の相手は取扱証券会社
-
約定価格は
👉 注文受付最終時間の 翌取引日の始値
FXでいうところの、
「成行注文のみ」「価格指定ができない」状態に近く、
相場状況によっては想定外の価格で約定する可能性もあります。
FXトレーダー視点で見るミニ株の考え方
FXでは、
「少額で始められる=安全」と誤解されがちですが、
重要なのは資金管理と仕組みの理解です。
ミニ株も同様で、
-
少額だからといってノーリスクではない
-
約定価格をコントロールできない
-
議決権がない
といった特徴を理解したうえで使う必要があります。
あくまで、
-
投資の練習
-
長期投資の第一歩
-
特定銘柄への段階的な投資
といった目的に向いた手法だと考えるのが現実的です。
まとめ|株式ミニ投資は「仕組み理解」が成功のカギ
株式ミニ投資(ミニ株)は、
-
通常の10分の1の資金で株式投資が可能
-
単元未満株のため議決権はなし
-
取扱証券会社・銘柄・注文方法に制約あり
という特徴を持つ取引方法です。
FXでも株式投資でも共通して言えるのは、
仕組みを理解せずに始めることが最大のリスクだという点です。
こちらもご覧ください

