脱退一時金とは

脱退一時金(だったいいちじきん)とは?受け取り条件と注意点をわかりやすく解説

脱退一時金(だったいいちじきん)とは、厚生年金基金や確定給付企業年金、確定拠出企業年金などの制度に加入していた人が、中途退職や制度からの脱退をした際、一定の条件を満たすことで受け取れる一時金のことです。 退職金や年金とは別枠で支給される可能性があり、老後資金だけでなく、退職直後の生活資金として役立つこともある制度です。 脱退一時金の対象となる制度 脱退一時金は以下のような企業年金制度で設けられていることがあります。 厚生年金基金(2025年現在では多くが解散済みですが、一部は存続) 確定給付企業年金(DB) 確定拠出企業年金(DC) いずれも、会社が独自に設ける退職後の生活保障制度ですが、制度や規約によって一時金の支給条件や金額は異なります。…
諾成契約とは

諾成契約(だくせいけいやく)とは?保険契約との関係と具体例

諾成契約(だくせいけいやく)とは、当事者同士が**「契約したい」という意思表示をお互いに行い、その意思が一致するだけで成立する契約**のことです。書面や物品の受け渡しがなくても、口頭やメールなどで意思が合致すれば契約は成立します。 諾成契約の基本的な仕組み 契約には大きく分けて2種類あります。 諾成契約:意思表示の合致だけで成立する契約 要物契約:契約の成立に加えて、物や金銭の受け渡しが必要な契約 諾成契約は、成立のために物の引き渡しや代金の支払いといった実行行為は不要です。例えば、不動産の売買契約や雇用契約も、当事者間で合意すれば諾成契約として成立します。 保険契約と諾成契約の関係 保険契約は典型的な諾成契約です。具体的には次の流れで成立します。…
ダイレクト保険とは

ダイレクト保険(だいれくとほけん)とは?メリット・デメリットと選び方

ダイレクト保険とは、営業担当者や販売代理店を介さず、電話やインターネットを通じて保険会社に直接申し込みができる保険のことです。別名「ダイレクト型保険」「ネット保険」とも呼ばれ、近年は自動車保険や医療保険を中心に人気が高まっています。 ダイレクト保険の仕組み 従来の保険は、営業職員や代理店が対面で説明・契約を行うのが一般的でした。一方、ダイレクト保険では申込みから契約手続きまでをオンラインや電話で完結できるため、販売コストを抑えられます。結果として、同じ保障内容でも保険料が割安になる傾向があります。 メリット 保険料が安い営業経費や代理店手数料がかからないため、対面型より低い保険料になる場合があります。 24時間申し込み可能インターネットなら時間や場所を選ばず手続きでき、忙しい人にも便利です。 契約までがスピーディー見積もりから契約完了まで、最短で即日対応できる商品もあります。  …
代理店とは

代理店(だいりてん)とは?保険代理店の種類と役割をわかりやすく解説

代理店(だいりてん)とは、特定の企業や業者と契約を結び、その企業に代わって商取引の代理や仲介を行う業者のことです。その報酬として、所定の手数料やコミッションを受け取ります。 日常生活の中では、自動車ディーラー、不動産仲介業者なども代理店にあたりますが、金融分野で特に多く見られるのが保険代理店です。 保険代理店とは? 保険代理店は、保険会社とお客様をつなぐ窓口として保険契約の販売や手続きを行う業者のことです。保険代理店には大きく分けて生命保険代理店と損害保険代理店があります。 1. 生命保険代理店 契約締結権限がない生命保険代理店は、お客様に保険商品の説明や申込手続きの案内を行いますが、最終的な契約の締結は保険会社が行います。 主な役割は媒介業務お客様と保険会社の間に立って契約を仲介することが中心です。…
代理事務手数料とは

代理事務手数料(だいりじむてすうりょう)とは?意味と仕組みをわかりやすく解説

代理事務手数料(だいりじむてすうりょう)とは、投資信託に関する業務の一部を委託会社(運用会社)に代わって行う販売会社が、その対価として受け取る報酬のことです。主な対象業務には、収益分配金や償還金の支払いがあります。 代理事務手数料が発生する仕組み 投資信託には、運用を行う「委託会社」と、投資信託を販売・管理する「販売会社」があります。販売会社は、投資家と直接やり取りをする窓口として、以下のような事務を行います。 投資家への収益分配金の支払い 投資信託が満期や償還を迎えた際の償還金の支払い 各種手続きの案内・サポート これらの事務は本来、委託会社が行うべき業務ですが、実務上は販売会社が代行します。その業務の対価として支払われるのが代理事務手数料です。 関連用語の解説…
代理とは

代理(だいり)とは?保険契約における意味と注意点【保険用語辞典】

代理(だいり)とは、本来その行為を行うべき本人に代わって、契約の締結や意思表示などの法律行為を行うことを指します。保険分野では、保険会社に代わって保険契約の締結や告知の受領を行うことを「代理」といいます。 保険における「代理」と「媒介」の違い 保険の営業現場では「代理店」という言葉が広く使われていますが、実際には次のような違いがあります。 代理保険会社の名義で契約を締結できる権限(代理権)がある状態。契約内容を確定させる法的な効力を持ちます。 媒介契約の説明や申込書の取り次ぎなど、契約成立の橋渡しを行う業務。保険会社の承諾がなければ契約は成立しません。 重要ポイント一般的に、生命保険募集人や募集代理店は「媒介業務」を行うにとどまり、代理権を持っていません。 まり、募集人がその場で契約を確定させることはできず、保険会社の審査・承諾を経て初めて契約が成立します。 代理の事例…
大腸がんとは

大腸がんとは?症状・原因・予防法をわかりやすく解説【医療用語辞典】

大腸がん(だいちょうがん)とは、大腸(盲腸・結腸・直腸・肛門)に発生する悪性腫瘍の総称です。日本では、特にS状結腸と直腸に多く発生するといわれています。早期であれば治療による完治も可能ですが、進行すると命に関わることもあり、早期発見がとても重要です。 大腸がんが発生する仕組み 大腸がんは、大きく2つのパターンで発生します。 ポリープからがん化する場合大腸粘膜の細胞からできた良性のポリープ(腺腫)が、時間の経過とともにがん細胞へ変化します。 正常な粘膜から直接発生する場合健康な大腸粘膜の細胞が突然がん化するケースです。   大腸がんの主な症状 大腸がんは初期症状がほとんどなく、進行してから症状が出ることが多い病気です。代表的な症状には以下があります。…
代襲相続とは

代襲相続とは?意味・条件・事例をわかりやすく解説【相続用語辞典】

代襲相続(だいしゅうそうぞく)とは、本来相続人となるべき人が、相続が始まる前に死亡したり、法律上の理由で相続権を失った場合に、その人の子や兄弟姉妹などが代わりに相続する制度です。日本の民法(民法887条)で定められており、相続の公平性を保つための仕組みです。 代襲相続の仕組み 代襲相続は、次のような場合に発生します。 相続人が相続開始前に死亡した場合 相続欠格(民法891条)に該当する場合例:被相続人を殺害したなど重大な不正行為 推定相続人の廃除(民法892条・893条)があった場合例:虐待や重大な侮辱などにより家庭裁判所が認めた場合   誰が代襲相続できるのか?…
代車費用保険金とは

代車費用保険金とは?補償内容・条件・注意点をわかりやすく解説

代車費用保険金は、自動車保険の「代車費用担保特約(だいしゃひようたんぽとくやく)」を利用した際に支払われる保険金のことです。事故や故障で車を使えなくなったとき、レンタカーや代車を借りる費用を補償してくれる仕組みです。 代車費用保険金の基本 代車費用保険金は、車両保険に付帯する「代車費用担保特約」に基づいて支払われます。支払い方法は大きく2種類です。 実費補償型実際にかかったレンタカー代を、契約で定められた限度額まで補償します。 日額定額型契約時に設定した日額(例:1日あたり5,000円など)を、限度額(30万円など)まで支払います。実際のレンタカー費用が日額より低くても、定額分が支給されます。   特約の名称と仕組み 保険会社によって名称は異なります。例えば:…
第三分野とは

第三分野とは?第一分野・第二分野との違いと代表的な保険

第三分野(だいさんぶんや)とは、従来の保険分類である第一分野(生命保険)や第二分野(損害保険)のどちらにも属さない、または両方の性質を持つ保険の分野を指します。 近年、医療やがん、傷害に特化した保険ニーズの高まりに伴い、この第三分野が注目されています。 第一分野・第二分野との違い 保険は本来、大きく2つの分野に分かれていました。 第一分野(生命保険)死亡や生存といった人の生死に関わるリスクを保障する保険。例:終身保険、定期保険、個人年金保険など。 第二分野(損害保険)物や財産の損害、賠償責任などを補償する保険。例:自動車保険、火災保険、賠償責任保険など。 第三分野は、このいずれにも完全には属さない中間的な位置づけです。 第三分野の代表的な保険…