総報酬月額相当額とは

総報酬月額相当額とは?在職老齢年金の計算に使われる金額をやさしく解説

総報酬月額相当額(そうほうしゅうげつがくそうとうがく) とは、在職中に受け取る給与や賞与を月額換算した金額のことです。この金額は、在職老齢年金(働きながらもらう老齢厚生年金)の支給額を計算する際に使われます。 在職老齢年金との関係 在職老齢年金は、60歳以降(または65歳以降)に働きながら老齢厚生年金を受け取る場合、収入が一定額を超えると年金が減額または支給停止になる制度です。その収入判定に使われるのが総報酬月額相当額です。 総報酬月額相当額の内訳 総報酬月額相当額は、次の2つを合計して計算されます。 標準報酬月額(毎月の給与に基づく) 標準賞与額を12で割った額(賞与を月額換算したもの)…
総代会とは

総代会とは?相互会社における役割と株主総会との違いをわかりやすく解説

総代会(そうだいかい) とは、保険会社のうち相互会社形態の企業で設置される、最高意思決定機関のことです。株式会社における株主総会に相当し、契約者(社員)から選ばれた総代によって構成されます。 相互会社と株式会社の違い まず、総代会を理解するには、保険会社の会社形態の違いを知っておくとわかりやすいです。 項目 株式会社 相互会社 構成員…
総代とは

総代とは?相互会社や協同組合における役割と仕組みを解説

総代(そうだい) とは、所属する団体の構成員(会員・組合員)の中から選出され、その団体全体を代表する人のことをいいます。主に相互会社や協同組合といった組織形態で用いられる制度で、総代は「総代会」という会議に出席し、重要事項の審議や議決を行います。 総代制度がある理由 相互会社や協同組合は、会員全員が出席して議決する社員総会を行うのが原則です。しかし、会員数が数千人、数万人規模になると、全員参加は現実的に困難です。そこで、会員の代表者である「総代」を選び、総代で構成される総代会を設置します。これにより、意思決定を効率的かつ迅速に行える仕組みになっています。 総代の主な役割 総代の具体的な役割は、団体の定款や規約で定められますが、一般的には次のようなものがあります。 総代会への出席 年1回など定期的に開催される総代会に参加…
相続人とは

相続人とは?法定相続人の範囲や相続分をわかりやすく解説

相続人(そうぞくにん) とは、亡くなった人(被相続人)から財産や借金などの権利義務を引き継ぐ人のことをいいます。相続人の範囲や、どのくらいの割合で財産を受け取るか(相続分)は、民法で明確に定められています。この民法で定められた相続人を法定相続人と呼びます。 法定相続人の範囲 法定相続人には「順位」があり、上位の人がいる場合、下位の人は相続できません。 1. 第1順位:子ども(直系卑属) 実子(婚姻内外を問わない)、養子、認知された子 子がすでに亡くなっている場合は、その子(孫)が代わって相続(代襲相続)…
相続税とは

相続税とは?生命保険金や給付金にもかかる税金をわかりやすく解説

相続税(そうぞくぜい) とは、人が亡くなったときに、その人の財産を相続や遺贈によって受け取った人に課される税金です。相続財産には不動産や預貯金だけでなく、生命保険金や給付金も含まれる場合があります。 保険金・給付金と相続税の関係 保険で受け取るお金には、次の4種類の税金のいずれかがかかります。 所得税 住民税 相続税 贈与税…
相続時精算課税制度とは

相続時精算課税制度とは?贈与税・相続税に影響する重要制度を解説

相続時精算課税制度(そうぞくじせいさんかぜいせいど) とは、原則として60歳以上の父母または祖父母が、20歳以上の子や孫に対して行う財産の贈与に適用できる特例制度です。この制度を利用すると、2,500万円までの贈与は非課税となり、超えた分には一律20%の贈与税が課税されます。 制度の基本ルール 贈与者の条件60歳以上の父母または祖父母 受贈者(贈与を受ける人)の条件20歳以上の子または孫(※2022年4月以降は18歳以上が対象) 非課税枠合計2,500万円まで贈与税がかからない(超過額は一律20%課税)   利用する際の手続き…
相続とは

相続とは?初心者にもわかる基本解説

相続(そうぞく) とは、人が亡くなったときに、その人が持っていた財産や負債などの権利・義務を、一定の身分関係にある人(配偶者や子どもなど)が引き継ぐことをいいます。法律(民法)では、亡くなった人を 「被相続人」、財産や義務を引き継ぐ人を 「相続人」 と呼びます。 相続財産には「プラス」も「マイナス」もある 相続というと、不動産や預貯金などのプラスの財産を思い浮かべる人が多いですが、実は 借金やローンなどのマイナスの財産…
相殺とは

相殺(そうさい)とは?|保険や交通事故で使われる「過失相殺」の意味と仕組み

**相殺(そうさい)**とは、法律上、二人がお互いに同じ種類の債権を持っている場合に、その金額分を差し引いて精算することをいいます。例えば、AさんがBさんに10万円を貸しており、同時にBさんもAさんに5万円を貸している場合、相殺を行うとAさんはBさんに対して差額の5万円だけを請求すればよくなります。 保険でよく使われる「過失相殺」とは? 保険の世界では、「相殺」という言葉が特に交通事故の場面でよく登場します。これが**過失相殺(かしつそうさい)**です。 過失相殺とは、事故の発生や被害の拡大について当事者双方に過失がある場合、損害額を公平に分担するための仕組みです。被害者にも一定の過失があれば、その割合分を損害額から差し引き、加害者の支払う賠償額を減らします。 交通事故での過失相殺の例 たとえば、交差点で車同士が衝突した場合を考えてみましょう。 加害者A:赤信号を無視して進入(過失70%) 被害者B:スマートフォンを見ながら運転しており、危険回避が遅れた(過失30%)…
相互扶助とは

相互扶助(そうごふじょ)とは?保険の基本を支える「助け合い」の仕組み

保険の根本的な仕組みを一言で表すと、それは**「相互扶助(そうごふじょ)」**です。簡単にいえば、「多くの人が少しずつお金を出し合い、困ったときに助け合う仕組み」のことです。 相互扶助の基本的な考え方 私たちは日常生活の中で、病気や事故、災害など、予測できないトラブルに直面する可能性があります。こうした万一の事態が起こったとき、大きな金額が必要になることがありますが、一人でそのお金をすぐに用意するのは難しいものです。 そこで活躍するのが保険です。保険では、多くの契約者があらかじめ一定の保険料を出し合い、そのお金を必要になった人へ支払います。つまり「お互いを支え合う」ことで、もしものときの経済的負担を分散しているのです。 具体例でイメージしてみる 例えば100人が同じ保険に加入し、1人あたり年間1万円の保険料を支払うとします。合計で100万円の資金が集まり、その年に病気や事故で大きな治療費がかかった人がいれば、その資金から保険金が支払われます。こうすることで、一人ひとりの負担は小さくても、必要な人には十分な額を届けることができます。 公平性を守るためのルール「告知義務」 相互扶助は「みんなで助け合う」仕組みですが、公平性を保つためにはルールも必要です。もし健康状態の悪い人が、何の制限もなく同じ条件で加入してしまうと、保険金の支払いが偏ってしまい、制度そのものが成り立たなくなります。…
相互会社とは

相互会社(そうごがいしゃ)とは?保険会社特有の組織形態をわかりやすく解説

相互会社とは、保険契約者を社員(構成員)とする法人形態のことです。株主が存在する株式会社とは異なり、保険契約者が会社の構成員となる点が最大の特徴です。この形態は、保険会社のみに認められています。 相互会社と株式会社の違い 項目 相互会社 株式会社 構成員 保険契約者(社員) 株主…