BLマークとは?わかりやすく解説
BLマーク(べたーりびんぐまーく)とは、一般財団法人ベターリビングが実施する「優良住宅部品認定制度」に基づいて認定された住宅部品に付けられるマークです。
もともとは1974年に建設大臣認定制度としてスタートし、その後1978年からは同財団の独自制度として運用されています。
このマークは「Better Living(よりよい住まい)」の頭文字を取ったもので、一定の基準を満たした製品にのみ表示されます。
BLマークの仕組み
BLマークが付与される住宅部品は、以下のような厳しい基準をクリアしています。
主な認定基準
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品質の高さ(耐久性・安全性)
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性能の安定性(断熱性・防音性など)
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アフターサービス体制
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施工性(適切に取り付けできるか)
対象となる部品は幅広く、例えば以下のようなものがあります。
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給湯器
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システムキッチン
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浴室ユニット
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サッシ・ドア
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トイレ設備
つまり、BLマーク付きの設備は「一定以上の品質が担保されている」と判断できる材料になります。
BLマークと保証制度(BL保険)
BLマークの大きな特徴は、単なる品質認定だけでなく「保証制度」が付いている点です。
BL保険の内容
BL部品には、以下のような保証が付帯します。
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製品の欠陥(瑕疵)に対する保証
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損害賠償への対応
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施工上の不具合(施工瑕疵)への対応
このように、万が一トラブルが発生した場合でも、一定の範囲で補償が受けられる仕組みになっています。
不動産投資におけるBLマークのメリット
① 入居者満足度の向上
BLマーク付き設備は品質が高いため、故障や不具合が少なく、入居者の満足度向上につながります。
② 修繕リスクの軽減
耐久性の高い部品を使用することで、修繕頻度や突発的な支出を抑えられる可能性があります。
③ 物件価値の維持
長期的に見て、設備の品質は物件の競争力に影響します。特に中古物件では差別化要素になります。
投資判断での活用ポイント
不動産投資家としてBLマークを確認する際は、次の点を意識すると良いでしょう。
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リフォームや新築時に採用されているか
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設備更新の際にBL認定製品を選んでいるか
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保証内容と期間の確認
例えば、中古ワンルームを購入してリフォームする場合、BLマーク付きの給湯器や水回り設備を導入することで、将来的なトラブルを減らし、管理の手間を軽減できます。
注意点・デメリット
一方で、BLマークにも注意点があります。
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必ずしも「最安」ではない(品質が高い分コストも上がる傾向)
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すべての設備に付いているわけではない
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投資利回りに直結するわけではない
つまり、「安心材料の一つ」として捉えることが重要であり、収益性とのバランスを見ながら選定する必要があります。
まとめ
BLマークとは、品質・性能・アフターサービスに優れた住宅部品であることを示す認定制度であり、保証制度(BL保険)も含めて信頼性の高い仕組みです。
不動産投資においては、
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設備の信頼性向上
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修繕リスクの低減
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入居者満足度の向上
といったメリットが期待できる一方で、コストとのバランスも重要です。
物件選びやリフォームの際には、「BLマークが付いているか?」という視点を持つことで、より安定した賃貸経営につながる可能性があります。
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