クレジットカードを使うとき、店頭の端末(CAT端末)にカードを通すと数秒で「承認」されますよね。
この裏側で動いている巨大な決済ネットワークの一つが CAFIS(キャフィス) です。
本記事では、CAFIS の仕組みや役割、メリットを初心者でもわかるように解説します。
クレジットカード業界に興味がある方、EC・店舗運営者の方にも役立つ内容です。
CAFIS(キャフィス)とは?
CAFIS(Credit And Finance Information System) とは、
NTTデータが開発・運営する 決済情報ネットワーク のことで、日本のクレジットカード決済の中核を担っています。
店頭のCAT端末(カード読み取り機)やPOSレジなどから送られる
「オーソリ(信用承認)」
「売上データ」
といった決済情報を、安全かつ迅速にカード会社へ伝送する仕組みです。
CAFIS はクレジットカードだけでなく、以下のような多様なサービスにも対応しています。
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銀行POS(デビットカードなど銀行系サービス)
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企業内CDサービス(社内の現金取引・認証システム)
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EC決済・電子マネー・QR決済の接続
CAFIS が必要な理由とは?
クレジットカード決済は、
「加盟店 ➝ カード会社」
へ決済情報を送る必要があります。
しかし、個々の店舗とカード会社を個別につなぐと莫大なコストがかかります。
そこで登場するのが CAFIS のような共通ネットワーク です。
CAFIS を利用するメリット
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決済処理が高速化(数秒でオーソリ取得)
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セキュリティが高い(NTT データによる厳格な運用)
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多数のカード会社と接続できる
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EC・店頭など、さまざまな決済手段に対応
加盟店は CAFIS に接続するだけで、複数のブランド(Visa、Mastercard、JCB など)と安全に取引できます。
具体的な利用シーン
1. コンビニでのクレジットカード決済
カードを読み取る → CAFIS に送信 → カード会社が承認 → 店舗に結果が戻る
この一連の流れが数秒で完了します。
2. ECサイトでのオンライン決済
EC決済代行会社を経由して CAFIS に接続し、カード情報がカード会社に安全に伝えられます。
3. 銀行ATM・POS
銀行のキャッシュカード利用に関する照会処理も、CAFIS がサポートしています。
CAFIS と他の決済ネットワークとの違い
日本には CAFIS 以外にも複数の決済ネットワークがありますが、
CAFIS は 日本最大級かつ最も歴史が長いネットワーク として知られています。
特徴
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NTTデータによる強固なインフラ
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多様な決済手段に長年対応
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加盟店からの信頼が非常に厚い
結果として、国内の多くのチェーン店・EC事業者が CAFIS を利用しています。
CAFIS が支える「安心して使える決済」
クレジットカード決済の安全性や使いやすさは、
こうした裏方のシステムによって成り立っています。
普段何気なくカードを使っているだけでは気づきませんが、
CAFIS のようなネットワークがあることで、
日本のキャッシュレス決済は「速く・安全に・安定して」動いているのです。
まとめ
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CAFIS(キャフィス)とは、NTTデータが運営する日本最大級の決済情報ネットワーク。
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クレジットカードのオーソリ、売上データ送信、銀行POS、企業内CDサービスなどをサポート。
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多くの加盟店が利用しており、速くて安全なクレジットカード決済を支えている。
クレジットカード決済の裏側を知ることで、キャッシュレスの仕組みがもっと理解しやすくなります。
店舗運営者やEC事業者の方にとっても、CAFIS の仕組みを押さえておくことは大きなメリットです。
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