クレジットカードを店頭で利用すると、数秒で「ピッ」「承認されました」と処理が完了します。
その裏側で働いているのが CAT(キャット)端末 と呼ばれる機械です。
本記事では、
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CAT端末とは何か
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どんな仕組みで動いているのか
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加盟店にとってどんなメリットがあるのか
などを、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
店舗運営者やキャッシュレス導入を検討している方にも必ず役立つ内容です。
CAT(キャット)とは?
CAT(Credit Authorization Terminal) とは、
加盟店の店頭に設置される クレジットカードの信用照会(オーソリ)を行うオンライン端末 のことです。
お客様がカードを端末に通す・タッチする ➝
CAT端末がカード会社にオンラインで照会 ➝
カード会社が「利用可能かどうか」を数秒で判断
という流れで、リアルタイムに承認結果が返ってきます。
なぜCAT端末が必要なのか?
クレジットカード取引には「不正利用を防ぐための信用照会(オーソリゼーション)」が必須です。
もし信用照会がなければ、
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カードが限度額を超えている
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盗難カードである
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利用停止中のカード
といったケースでも決済が通ってしまい、加盟店が損害を受けてしまいます。
CAT端末の役割
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リアルタイムでカード情報をチェック
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利用可能枠や本人性をオンラインで確認
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不正使用のリスクを大幅に低減
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売上データの送信まで自動化
つまり、CAT端末は 加盟店を守る重要なセキュリティ装置 でもあります。
CAT端末の仕組みをわかりやすく解説
CAT端末は、次のような流れで処理を行います。
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カードを読み取る
磁気ストライプ、ICチップ、タッチ(コンタクトレス)に対応。 -
決済情報をネットワークへ送信
CAFIS(キャフィス)などの決済ネットワーク経由でカード会社へ。 -
カード会社が信用照会を実施
利用可能かどうかを数秒で判断。 -
CAT端末に結果が返ってくる
承認(OK)または非承認(NG)が表示される。 -
売上データを自動送信
締め作業も効率化され、店舗の業務負担を軽減。
加盟店が CAT 端末を導入するメリット
1. 決済スピードが速い
数秒で承認が返ってくるため、レジが混雑しません。
2. 安全性が高い
カード会社のチェックがリアルタイムで行われ、不正使用を大幅に防止。
3. 複数ブランドに対応
Visa、Mastercard、JCB など、多くの国際ブランドを1台で処理。
4. 売上管理がラクになる
売上データは自動送信されるため、手入力のミスも削減。
5. お客様の満足度向上
キャッシュレス決済への対応は顧客離れ防止にもつながる。
具体的な利用シーン
● コンビニでのクレジットカード決済
カードやスマホをタッチするとCAT端末が瞬時に処理し、スムーズに会計が完了。
● 飲食店での会計
レジ横のCAT端末を操作し、暗証番号入力などを安全に案内。
● 専門店・小売店
高額取引の場合でもリアルタイム承認があるため安心。
● 個人経営の店舗でも
小型のCAT端末やPOS一体型端末が選べるため、導入ハードルが低い。
CAT端末とPOSレジの違い
初心者の方が混同しやすいのが POSレジとの違い です。
| 項目 | CAT端末 | POSレジ |
|---|---|---|
| 主な役割 | 信用照会(オーソリ)・売上送信 | 商品管理・在庫管理・会計処理 |
| つながる先 | 決済ネットワーク | 店舗の売上管理システム |
| 必要性 | クレジット決済には必須 | 店舗運営に便利(必須ではない) |
POSレジ単体ではクレジット決済を処理できないため、多くの店舗は POS+CAT端末 をセットで利用しています。
まとめ:CAT端末は「安全でスムーズな決済」を実現する必須ツール
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CAT(キャット)とは加盟店に設置される信用照会端末のこと
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カード情報をリアルタイムでチェックし、不正利用を防止する役割を持つ
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決済の高速化・セキュリティ向上・売上管理の効率化 などメリットは多い
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コンビニ、飲食店、EC連携など、幅広い業態で利用されている
CAT端末は、私たちが普段当たり前のように使っているクレジット決済を支える、非常に重要な存在です。
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