決済用語集

デジタルコンテンツとは、音楽・電子書籍・ゲームなど「データとして提供される形のないコンテンツ」を指します。スマホやPCで手軽に楽しめるため、現代生活に欠かせない存在となっています。この記事では、デジタルコンテンツの意味から種類、安全な購入方法までを専門家が丁寧に解説します。 1. デジタルコンテンツ（デジコン）とは？意味を簡単に説明 デジタルコンテンツ（でじたるこんてんつ）とは、物理的な形を持たないデータ形式のコンテンツの総称です。省略して「デジコン」と呼ばれることもあります。 代表的なデジタルコンテンツの例： 音楽（MP3、ストリーミング） ゲーム（ダウンロード版、スマホアプリ） 電子書籍（Kindle、Kobo）…

チャージバック（ちゃーじばっく）は、クレジットカードの不正利用などが発生した際に、カード会社が売上を取り消す仕組みです。 ネットショップでは売上金が戻らず、損失が発生するリスクがあります。 EC事業者にとって重要なテーマのため、仕組みを正しく理解しておくことが欠かせません。 チャージバックとは？基本の仕組みを簡単に解説 チャージバックとは、カード利用者が「身に覚えがない支払い」として異議を申し立てた場合、カード会社が調査のうえ売上処理を取り消す制度です。オンライン決済が普及するにつれ、不正利用やなりすまし被害に伴うチャージバックは増加傾向にあります。 チャージバックが発生すると、該当注文の売上金は取り消され、店舗側が損失を負担することになります。 チャージバックが発生する主な原因 1.…

食べログPay（たべろぐぺい）は、飲食店がスマホやタブレットを使ってカード決済を導入できるサービスです。 カカクコムとDGフィナンシャルテクノロジーが共同で提供しており、低コストでキャッシュレス化したい店舗に向いています。 小規模店舗でも使いやすいことから、近年利用が広がっています。 食べログPayの仕組み 食べログPayは、専用アプリをスマホ・タブレットに入れて利用する決済サービスです。端末がそのままカード決済端末として機能するため、専用ハードウェアを購入する必要がありません。これにより、初期費用を抑えてキャッシュレス決済を導入できます。 利用できる決済手段 ・クレジットカード決済（Visa、Mastercard、JCB など）・QRコード決済（PayPay、楽天ペイ、d払い…

多通貨決済（たつうかけっさい）とは、海外の消費者が日本でクレジットカード決済を行う際に、「自国通貨建て」または「日本円建て」を選んで支払える仕組みのことです。 訪日観光、インバウンド需要の増加、越境ECの拡大によって、多通貨決済は年々重要性が高まっています。 本記事では、多通貨決済の仕組みからメリット、導入時の注意点までわかりやすく解説します。 多通貨決済の仕組み 多通貨決済では、海外カード利用者が支払い時に次の2つから選びます。 日本円で支払う（JPY決済） 自国通貨で支払う（例：USD、EUR、CNY など）…

ネット通販や宅配サービスでよく使われる「代金引換（だいきんひきかえ）」。商品配送と支払いが同時に行える便利な決済方法として、長年多くのユーザーに利用されています。この記事では、代金引換の仕組みからメリット・注意点まで、決済の専門家がわかりやすく解説します。 代金引換とは？ 代金引換とは、荷物の配送と代金の回収を同時に行う決済方法のことです。配送業者が商品を届けるタイミングで購入者から代金を受け取り、その後、販売者へ送金します。 ・荷物を受け取る時に支払いができる・クレジットカードや銀行振込が不要・ネットショッピング初心者にも使いやすい このような理由から、ECサイトでは今も根強い人気があります。 代金引換の仕組み 代金引換の基本的な流れは以下の通りです。 購入者がECサイトで代引きを選択して注文する…

企業が銀行振込や給与振込などを行う際、「全銀フォーマット」という言葉をよく耳にします。これは日本の金融システムで広く使われている標準データ形式で、正しく理解しておくことで業務の効率化やミス防止につながります。この記事では、全銀フォーマットの基礎から仕組み、具体的な利用場面までわかりやすく解説します。 全銀フォーマットとは？ 全銀フォーマット（ぜんぎんフォーマット）とは、全国銀行協会が規定した銀行データ送信のための標準ファイル形式です。正式には「全銀協標準通信プロトコル」に基づくフォーマットで、ベーシック手順やTCP/IP手順でデータを伝送する際に使用されます。 銀行間でデータの形式が統一されているため、どの銀行でも同じ構造で読み取れるのが大きな特徴です。 なぜ全銀フォーマットが必要なのか 銀行振込データの処理には「正確で統一された形式」が不可欠です。もし銀行ごとにフォーマットが違えば、企業はその度にデータを作り直す必要があり、非常に非効率になります。 全銀フォーマットが広く使われている理由は以下の通りです。 ・複数銀行への振込データを統一形式で作成できる・企業の経理システムや人事システムと連携しやすい・大規模なデータ処理でもミスが起きにくい・振込業務の効率化と自動化が進む…

葬儀費用の支払い方法は、近年大きく変化しています。 現金払いが中心だった葬儀業界でも、クレジットカード決済を導入する動きが広がっており、その中で注目されているのが「セレモニーPAY」です。本記事では、セレモニーPAYの仕組みやメリット、葬祭事業者が導入する意味をわかりやすく解説します。 セレモニーPAYとは？ セレモニーPAY（セレモニーペイ）とは、葬儀費用の支払いにクレジットカード決済を導入できる、葬祭事業者向けの決済サービスです。従来、葬儀費用は「現金」「銀行振込」が中心でしたが、急な出費や高額費用が発生しやすいことから、クレジットカードで支払いたいというニーズが年々増えています。 セレモニーPAYは、そのニーズに応える形で導入が進んでいるサービスです。 なぜ葬儀費用にクレジットカード決済が選ばれるのか クレジットカード決済が選ばれる背景には、以下のような理由があります。 ・突然の費用負担を軽減できる・分割払いやリボ払いに対応できる・ポイント還元を受けられる・手持ちの現金が少なくても安心…

オンライン決済が一般化する中で、「セキュリティコード認証」は不正利用を防ぐための基本的な安全対策として広く使われています。 この記事では、セキュリティコード認証の仕組みやメリット、実店舗との違いなどを、初心者にも分かりやすく紹介します。 セキュリティコード認証とは？ セキュリティコード認証とは、クレジットカード決済を行う際に「カード番号」に加えて「セキュリティコード（3桁または4桁の数字）」を入力することで、第三者による不正利用を防ぐ仕組みです。カード裏面にある3桁の数字（Visa・Mastercard・JCBなど）や、カード表面にある4桁の数字（American Expressなど）がセキュリティコードとして利用されます。 なぜセキュリティコード認証が必要なのか ECサイトではカードの磁気データやICチップ情報を読み取ることができないため、カード番号だけを盗まれたとしても、実際に決済するにはセキュリティコードが必要になります。そのため、セキュリティコード認証を導入することで、番号だけを盗み取る「クレジットカード番号盗用」などの不正利用を大幅に減らすことができます。 オンライン決済での役割…

セキュリティコードは、クレジットカードの不正利用を防ぐために使われる3桁または4桁の数字のことです。 オンライン決済や電話注文など、カードを提示しない「非対面決済」において本人確認の役割を果たします。 本記事では、セキュリティコードの仕組み、カード会社ごとの違い、注意点を決済の専門家として詳しく解説します。 セキュリティコードとは何か セキュリティコードは、クレジットカードの表面または裏面に記載された短い数字で、カード会社によって名称や表示場所が異なります。オンラインショッピングなどで入力を求められることが多く、カード番号や有効期限だけでは防げない不正利用を防止するための追加の安全対策です。 カードブランドによるセキュリティコードの場所と桁数の違い クレジットカードはブランドによってコードの桁数や位置が少し異なります。 Visa・Mastercard・JCB…

住まPAY（すまぺい）は、DGフィナンシャルテクノロジー（旧：ベリトランス）が提供する、不動産会社向けの家賃・初期費用のクレジットカード決済サービスです。 入居者の利便性を高めるだけでなく、不動産会社の業務効率化にも役立つ決済パッケージとして注目されています。 本記事では、住まPAYの仕組みやメリット、導入のポイントを専門家としてわかりやすく説明します。 住まPAYとは何か 住まPAYは、不動産契約に必要な「家賃」「敷金」「礼金」「仲介手数料」などを、入居者がクレジットカードで支払えるようにする決済パッケージです。DGフィナンシャルテクノロジーが提供する決済インフラを利用し、不動産会社が簡単にカード決済を導入できる点が特徴です。 従来、賃貸契約の費用は銀行振込や現金が中心でしたが、住まPAYを導入することでキャッシュレス化が進み、入居者・事業者双方に大きなメリットが生まれます。 住まPAYの主な仕組み 1.…