手形売却損とは?経理担当者が知っておきたいポイントと仕訳例をやさしく解説
手形は昔から企業間の信用取引で使われてきた決済手段ですが、資金繰りが苦しい時には満期日前でも金融機関に持ち込み、早期に現金化できます。この「手形の割引」で発生する費用が手形売却損です。経理実務では仕訳パターンも多く、つまずきやすいポイントでもあります。 この記事では、手形売却損の基本から、実践で使える仕訳例、不渡りが起きた場合の取扱いまで、専門家の視点でわかりやすくまとめていきます。 また、約束手形は2026年度末までに廃止が予定されており、手形の取り扱い自体が過渡期にあります。このタイミングだからこそ、基礎知識を整理しておくと安心です。 手形売却損とは? 手形売却損とは、受取手形を満期日前に金融機関へ「手形割引」に出した際に支払う割引料のことです。 手形を早期に現金化すると、手形金額より少ない金額で入金されます。この差額が利息の役割を果たし、会計上は営業外費用の「手形売却損」として処理します。なお、手形売却損には消費税はかかりません。 割引料の基本計算式は以下の通りです。 割引料=手形金額…









