貸借対照表の「現金・預金」とは?見るべきポイントをわかりやすく解説!
企業の財務状況を把握するうえで欠かせないのが「貸借対照表(バランスシート)」です。その中でも最も注目すべき科目の一つが「現金・預金」。経営の安定性や資金繰りの健全性を判断するために、現金・預金をどう見るかは非常に重要です。 本記事では、公認会計士としての実務経験を踏まえ、「貸借対照表の現金・預金を見るときのポイント」を初心者にもわかりやすく解説します。 現金・預金とは? 「現金・預金」とは、企業が保有する現金と、銀行などの金融機関に預け入れているお金の総称です。貸借対照表では、決算日(期末日)時点での現金と預金の合計額を示します。表示名は「現金及び預金」「現金預金」と記載される場合もありますが、いずれも同じ意味です。 現金に含まれるもの...









