FIFO(ファイフォ)とは

FIFO(ファイフォ)とは|FX取引における先入れ先出し注文をわかりやすく解説

FIFO(ファイフォ)は、FX取引で複数のポジションを保有している場合に特に重要となる注文ルールのひとつです。
仕組みを理解せずに取引すると、意図しないポジションが決済されることがあります。
この記事では、FIFOの基本的な意味から使い方、具体例、注意点までをわかりやすく解説します。

FIFOとは何か|FXにおける先入れ先出しの仕組み

FIFOとは「First in First out」の略で、日本語では「先入れ先出し」を意味します。
FX取引では、反対売買を行った際に最も古く約定したポジションから順番に決済される方式を指します。
この方式は「FIFO注文」とも呼ばれ、注文時に新規・決済を指定せず、通貨ペア、数量、売買区分のみを指定して発注します。

反対ポジションが存在する場合は決済となり、反対ポジションがなければ新規注文として処理されます。

FIFO注文で利用できる注文方法

FIFOは成行注文だけでなく、以下の注文方法でも利用可能です。

・成行注文
・ストリーミング注文
・指値注文
・逆指値注文

相場状況や取引スタイルに応じて柔軟に活用できる点も特徴です。

FIFOの具体的な取引例

たとえば、米ドル/円で以下の取引を行ったとします。

・10時に米ドル/円を1万通貨買い
・11時にさらに1万通貨を買い

この状態で、12時に1万通貨の売り注文をFIFO方式で出すと、
10時に約定した最初の買いポジションが優先的に決済されます。
11時に建てたポジションは残り、引き続き保有されることになります。

FIFOのメリット

FIFOのメリットは、決済ルールが明確で操作がシンプルな点です。
どのポジションを決済するか細かく指定する必要がなく、初心者でも迷いにくい注文方式といえます。
また、スピードを重視する短期トレードとの相性も良好です。

FIFOの注意点とリスク

一方で、FIFOには注意すべき点もあります。
自分が決済したいポジションとは別の、古いポジションが自動的に決済されるため、含み損や含み益の管理が難しくなる場合があります。
複数の戦略でポジションを分けている場合は、特に注意が必要です。

また、FIFOの仕様や適用ルールはFX会社ごとに異なるため、事前に取引条件を確認しておくことが重要です。

まとめ|FIFOを理解してポジション管理を正確に

FIFOは、FX取引における基本的かつ重要な注文ルールのひとつです。
複数のポジションを保有している場合、どのポジションが決済されるかを正しく理解していないと、想定外の結果につながることがあります。

FX初心者の方は、まずFIFOの仕組みをしっかり把握し、自分の取引スタイルに合っているかを確認することが大切です。
注文ルールを理解することで、より安定したポジション管理とリスク管理が可能になります。

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