FTSE100指数とは

FTSE100指数とは?FXトレーダーが知っておきたい英国株式市場の基礎知識

FX取引では、為替相場の動きを読み解くために、主要国の株価指数を把握することが重要です。

特にユーロ・ポンド・ドルなどの通貨ペアを取引する際、英国のFTSE100指数はポンド(GBP)相場に影響を与える重要指標の一つです。

この記事では、FX初心者でもわかるようにFTSE100指数の特徴やFXとの関係、取引への活用方法を解説します。

FTSE100指数とは?

FTSE100指数(エフティーエスイーひゃくしすう)は、ロンドン証券取引所(LSE)に上場する時価総額の大きい100社を対象とした株価指数です。1983年12月31日を基準値(1,000ポイント)として算出されており、時価総額加重型指数のため、企業規模の大きい銘柄ほど指数に与える影響が大きくなります。

主な特徴

  • 英国経済の動向を反映
    FTSE100は金融、エネルギー、消費財など幅広い業種をカバーしており、英国経済全体の動きを反映する指標として活用されます。

  • 欧州株式市場との比較が可能
    DAX(ドイツ)やCAC40(フランス)と並んで欧州主要株価指数として注目されています。

  • 関連指数

    • FTSE250指数:中型株250銘柄

    • FTSE500指数:小型株も含めた総合指数

 

FXトレーダーがFTSE100を意識すべき理由

FX市場では、株価指数と通貨相場の動きには連動性がある場合があります。特にGBP/JPYやGBP/USDなど、ポンド関連の通貨ペアを取引する際は注目すべきです。

  1. 株価上昇=リスクオン=ポンド買い
    FTSE100が上昇すると、投資家心理が改善してリスク資産に資金が向かいやすくなります。このとき、GBPが買われやすくなり、GBP/JPYやGBP/USDの上昇につながります。

  2. 株価下落=リスクオフ=ポンド売り
    逆にFTSE100が下落すると、リスク回避の動きからポンド売りが強まり、GBP相場は下落しやすくなります。

  3. 英国経済・金利との連動
    FTSE100は英国企業の業績を反映するため、BOE(イングランド銀行)の金融政策や経済指標とも連動します。これによりFXトレードの判断材料としても有効です。

 

FX初心者向けの活用例

例えば、英国の大手銀行やエネルギー企業の決算発表でFTSE100指数が大きく上昇した場合、ポンドの短期トレードを検討できます。

具体例

  • FTSE100指数が+1.5%上昇 → 投資家のリスク志向強 → GBP/JPYを買う

  • FTSE100指数が-1.0%下落 → リスク回避の円買い → GBP/JPYが下落傾向

このように、株価指数を参考に通貨の方向性を予測する手法はFXでも活用できます。

注意点

  • FTSE100の動きだけでFXを判断するのは危険です。為替は金利差や地政学リスク、他国株式市場の動向も影響します。

  • 急激な株価変動時は、FXでも大きな値動きが出るため、証拠金管理とロスカット設定を必ず行いましょう。

  • 英国市場は日本時間で午後~深夜に活発になるため、取引時間の把握が重要です。

 

まとめ

FTSE100指数は、英国株式市場の動向を反映する主要株価指数であり、FXトレーダーにとってはポンド相場の動きを読むヒントになります。株価の変動や投資家心理を理解し、GBP/JPYやGBP/USDのトレード戦略に組み込むことで、リスク管理と利益確保の判断材料として活用できます。

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