FX取引を始めるとき、「追証(おいしょう)」という言葉を耳にすることがあります。
聞いたことはあっても、具体的に何を意味するのか、どう対応すればいいのか分からない初心者の方も多いでしょう。
この記事では、追証の基本からFX取引におけるリスク管理まで、初心者でもわかりやすく解説します。
追証とは何か?
追証とは「追加保証金」のことです。FX取引では、取引を行う際に証拠金を預けてポジションを保有します。しかし、為替レートの変動によって証拠金の残高が一定の水準(委託保証金維持率)を下回ると、追加で証拠金を差し入れなければなりません。これが追証です。
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委託保証金維持率
保有ポジションを維持するために必要な最低限の証拠金比率。これを下回ると追証が発生します。
追証が発生する仕組み
たとえば、あなたがUSD/JPYで100万円の証拠金を使ってポジションを持ったとします。もし為替レートが急変し、損失が増えて証拠金維持率が基準を下回った場合、FX会社から追証の連絡が来ます。
具体例
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委託保証金維持率:50%
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現在の証拠金残高:40%に低下
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FX会社から「追証として10万円を差し入れてください」と指示
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入金期限までに追加資金を入れなければ、強制ロスカットでポジションが決済されます
このように、追証は追加資金が必要になる警告システムであり、FX取引でのリスク管理に欠かせません。
FX初心者が知っておくべきポイント
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追証は突然やってくる
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為替は24時間動くため、夜間や休日でも証拠金維持率が下回ることがあります。
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ロスカットとの違い
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ロスカット:証拠金が一定水準以下になるとFX会社が自動的に決済
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追証:自分で追加入金して証拠金を回復する必要がある
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追証を避ける方法
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適切なレバレッジで取引する(初心者は2~5倍程度が安全)
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証拠金に余裕を持たせる
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急変動リスクの高い通貨ペアでの過剰なポジションを避ける
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FX取引での実践アドバイス
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少額で慣れる:まずは少ない証拠金でデモトレードや小額取引を体験
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損切りルールを決める:損失が一定額に達したら自動的に決済
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経済指標やニュースに注目:為替相場は金利発表や地政学リスクで急変動するため、追証リスクを事前に把握
まとめ
追証はFX取引で非常に重要な概念であり、証拠金の維持とリスク管理を徹底することで避けることが可能です。初心者のうちは、少額での取引やレバレッジを控えめに設定することで、追証による予期せぬ損失を防ぐことができます。
FXで安定した取引を行うためには、「追証の仕組みを理解する」ことが第一歩です。
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