FX取引を始めたばかりの方や、経験を積み始めた中級者の方からよく聞く言葉のひとつが
「塩漬けポジション」す。
「含み損が出ているけど、いつか戻るかも…」
「今売ったら損が確定するから、とりあえず持ち続けている」
このような状態、心当たりはありませんか?
本記事では、FXにおける塩漬けの意味、起こる原因、リスク、そして実践的な対処法まで、
実際の取引シーンを交えながら、初心者にもわかりやすく解説します。
塩漬けとは?FXにおける意味をわかりやすく解説
塩漬け(しおづけ)とは、
👉 エントリーした価格よりも相場が不利な方向に動き、売却(決済)すると損失が確定してしまうため、やむを得ず長期間ポジションを保有し続けている状態
を指します。
もともとは株式投資でよく使われる言葉ですが、
FX取引でも非常によく起こる現象です。
FXの塩漬けの特徴
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含み損を抱えたまま長期間ポジションを保有
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明確な損切りルールがない
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「そのうち戻るだろう」という希望的観測
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保有期間や損失額に明確な定義はない
FXで塩漬けが発生しやすい典型的なパターン
① 損切りができない(心理的ブレーキ)
FX初心者に最も多い原因です。
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損失を確定するのが怖い
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自分の判断ミスを認めたくない
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含み損は「まだ損じゃない」と考えてしまう
この心理が、塩漬けを長期化させます。
② レバレッジをかけすぎている
日本のFXは最大25倍のレバレッジが可能です。
しかし、高レバレッジ取引は少しの値動きで大きな含み損を生みます。
結果として、
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損切りラインにすぐ到達
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「戻るまで待とう」と塩漬け化
という流れに陥りがちです。
③ 相場分析なしのエントリー
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なんとなく買った
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SNSや掲示板の情報を鵜呑みにした
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トレンドを無視した逆張り
こうした根拠の弱いエントリーは、
含み損 → 塩漬けにつながりやすくなります。
【具体例】FXの塩漬けポジションはこうして生まれる
例:
USD/JPY(ドル円)を 150.00円で買い
↓
相場が下落し 147.00円 に
↓
「いつか150円に戻るはず」と損切りせず保有
↓
さらに145円、143円と下落
↓
含み損が大きくなり、動けなくなる
この状態が、典型的なFXの塩漬けです。
塩漬けのリスク|FXでは特に危険な理由
FXの塩漬けは、株以上にリスクが高い点に注意が必要です。
✔ 証拠金維持率の低下
含み損が拡大すると、ロスカット(強制決済)のリスクが高まります。
✔ スワップポイントの影響
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マイナススワップの通貨ペアでは
👉 保有しているだけで損失が増える -
長期塩漬けは想像以上に不利
✔ 他のチャンスを逃す
資金が拘束され、
本来狙えたはずの良いトレード機会を失うことになります。
塩漬けを防ぐための実践的な対策
① エントリー前に「損切りライン」を決める
FXでは
エントリー時点で、負けた場合を決めておく
これが何より重要です。
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例:−30pipsで損切り
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例:直近安値を割ったら撤退
② 1回の損失は資金の○%までと決める
初心者の目安:
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1回のトレードで資金の1〜2%以内の損失
これだけでも、塩漬けの心理的負担は大きく減ります。
③ 「見切り千両」をFXでも意識する
株の世界には
「見切り千両、損切り万両」
という有名な格言があります。
FXでも同じです。
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間違いを早く認める
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小さな損で撤退する
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次のチャンスに資金を残す
これが、長く勝ち残るトレーダーの共通点です。
まとめ|FXで塩漬けをしないために大切なこと
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塩漬けは「誰でも一度は経験する失敗」
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しかし、放置すると資金効率とメンタルを大きく損なう
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損切りルールと資金管理が最大の防御策
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「戻るかどうか」ではなく「今の相場が正しいか」で判断する
FXは、負けを小さく抑えた人が最後に勝つ市場です。
塩漬けを経験として活かし、次のトレードに活かしていきましょう。
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