FXを取引していると、
「日本時間の朝に相場がいきなり動く理由が分からない」
「東京市場オープン前にすでに流れが決まっている」
と感じたことはないでしょうか。
その背景を理解するうえで重要なのが、GLOBEX(グローベックス)です。
この記事では、FX初心者にもわかりやすく、GLOBEXの仕組み・特徴・為替市場への影響を丁寧に解説します。
GLOBEX(グローベックス)とは?
GLOBEX(グローベックス)とは、CMEグループが運営する24時間取引可能な電子取引システムのことです。
ロイターとCMEによって共同開発され、世界中の投資家が時間帯を問わず取引できる仕組みになっています。
主に以下の金融商品が取引されています。
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株価指数先物(S&P500、NASDAQ、日経平均先物など)
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金利先物
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商品先物
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通貨先物(FXと密接に関連)
なぜGLOBEXがFXトレーダーに重要なのか?
一見すると先物市場の話に思えますが、GLOBEXはFXトレードにも深く関係しています。
理由① 世界のリスク動向が先に反映される
GLOBEXでは、米国市場が閉まっている時間帯でも、
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米国株価指数先物
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日経平均先物
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リスク資産・リスク回避の動き
がリアルタイムで取引されています。
これにより、
👉 「株価先物が下落 → リスクオフ → 円買い」
👉 「株価先物が上昇 → リスクオン → 円売り」
といった為替の方向性が、FX市場より先に示唆されることがあります。
日経平均先物とGLOBEXの関係
GLOBEXの大きな特徴のひとつが、日経平均株価先物も取り扱っている点です。
そのため、日本市場がオープンする
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朝9時の日経平均株価
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東京時間序盤のドル円(USD/JPY)
は、GLOBEXで取引されている日経平均先物価格にサヤ寄せして始まる傾向があります。
FXでの具体的な活用シーン
東京時間オープン前のチェックポイント
FXトレーダーとしては、次のような使い方が有効です。
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日本時間の早朝にGLOBEXの日経平均先物を確認
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前日比で大きく上昇・下落していないか
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米国市場の流れが継続しているか
これにより、
東京時間スタート時の円高・円安の方向感をある程度予測できます。
具体例:ドル円トレードのシナリオ
例えば、
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米国市場が大幅下落
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GLOBEXで日経平均先物も下落
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リスクオフの流れが継続
この場合、東京市場オープン後は、
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株安 → 円買い
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USD/JPYが下方向に動きやすい
といったシナリオを想定できます。
注意点|GLOBEXだけで判断しないこと
GLOBEXは非常に参考になりますが、万能ではありません。
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流動性は時間帯によって差がある
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突発的なニュースで流れが変わる
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為替は金利・金融政策の影響が大きい
そのため、FXでは
GLOBEX+為替チャート+経済指標
を組み合わせて判断することが重要です。
FX初心者が押さえておきたいポイント
FX初心者の方は、まず次の点を意識しましょう。
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東京時間は「すでに決まった流れ」から始まることが多い
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その流れのヒントがGLOBEXにある
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朝のトレード前に先物市場を見る習慣をつける
これだけでも、無駄な逆張りトレードを減らす効果が期待できます。
まとめ|GLOBEXを知るとFXの朝が読みやすくなる
GLOBEX(グローベックス)は、
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24時間動いている世界の先物市場
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株価と為替をつなぐ重要なヒント
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東京市場スタート時の流れを読む手がかり
となる存在です。
FXで安定したトレードを目指すなら、
為替だけでなく、先物市場の動きにも目を向けることが大きな武器になります。
GLOBEXを理解することで、
「なぜその動きになったのか」が見えるFXトレードに一歩近づけるでしょう。
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