RSA暗号とは

RSA暗号とは?仕組みをわかりやすく解説

クレジットカードをオンラインで利用する機会が増え、「暗号化」や「セキュリティ」という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。
その中でも、インターネットの安全を支える代表的な暗号方式が RSA(アールエスエイ)暗号 です。

本記事では、クレジット分野で利用されている暗号技術を知りたい人向けに、RSAとは何か、その仕組みや実際の利用例を初心者にも分かりやすく解説します。

RSA(アールエスエイ)とは?

RSA(Rivest, Shamir, Adleman) とは、
・ロナルド・リベスト(Rivest)
・アディ・シャミル(Shamir)
・レオナルド・エイドルマン(Adleman)
の3人が発明した 公開鍵暗号方式の一つです。

公開鍵暗号とは、

  • 公開鍵(誰でも知っていい鍵)

  • 秘密鍵(本人だけが持つ鍵)
    の2つを使って安全に通信する仕組みのこと。

現在のインターネットの基盤であり、クレジットカード情報やログイン情報を守るために欠かせない技術です。

🔐 RSA暗号の仕組みを簡単に解説

RSAと聞くと「難しそう…」と思われがちですが、実は基本の考え方はとてもシンプルです。

1. 公開鍵で暗号化する

送信者は相手の公開鍵を使ってデータを暗号化します。
公開鍵はネット上に公開されているので、誰でも入手できます。

2. 秘密鍵で復号する

暗号化されたデータは、秘密鍵を持っている本人しか復号できません。
秘密鍵は厳重に管理され、誰にも見られません。

この「公開鍵=暗号化」「秘密鍵=復号」という役割分担が、RSAの特徴です。

📌 なぜRSAが安全なの?

RSAは、「巨大な数を因数分解することが極めて難しい」という数学の性質を利用しています。

例えば、

100桁を超えるような数字の因数分解を、現代のコンピュータで行うには数千年かかる
と言われており、事実上解読は不可能。

このため、クレジットカード情報や個人データを安全にやり取りすることができるのです。

💳 クレジットカード分野でのRSAの使われ方

クレジットカードやECサイトの利用時に、ユーザーは以下のような場面でRSAの恩恵を受けています。

1. SSL/TLS通信(https)

オンラインショッピングサイトのURLが「https」で始まるのは、RSAなどの公開鍵暗号を使って通信を安全にしている証拠です。
カード番号を入力するとき、この通信が暗号化されて情報漏えいを防ぎます。

2. 3Dセキュア(本人認証)

VISAやMastercardなどの本人認証サービスでも、通信の安全性を確保するためにRSAをはじめとした暗号技術が利用されています。

3. 金融機関のログイン・認証

銀行アプリやクレジットカード会員ページのログイン通信も、RSAで保護されています。

🧩 RSAは万能ではない?注意点と最新動向

とはいえ、RSAも万能ではありません。

● 鍵の長さが短いと脆弱

1024bitの鍵は「安全性が不十分」と言われ、
現在は 2048bit以上 が推奨されています。

● 量子コンピュータの脅威

将来的には量子コンピュータがRSAを突破する可能性が議論されています。
そのため、金融業界では ポスト量子暗号 の導入が進められています。

📘 まとめ|RSAはオンライン決済を支える重要技術

RSAは公開鍵暗号の代表であり、インターネットの安全を支える基盤技術です。
オンラインショッピング、クレジットカード決済、銀行ログインなど、私たちの日常のあらゆる場面で利用されています。

ポイントは以下の通り:

  • RSAは公開鍵と秘密鍵を使う暗号方式

  • 因数分解の難しさを利用した高い安全性

  • オンライン決済の基盤でありクレジットカード情報を保護

  • 今後は量子コンピュータ対策として新しい暗号技術も検討されている

インターネットの裏側でどんな仕組みが働いているのかを知ることで、より安心してオンライン決済を利用できるようになります。

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