SENSEX指数は、インド株式市場を代表する最重要株価指数のひとつです。
近年、インド経済の成長とともに注目度が高まり、FXトレーダーの間でも無視できない存在になっています。
本記事では、SENSEX指数の基本から、為替市場との関係までをFX初心者向けに解説します。
SENSEX指数(センセックス指数)とは
SENSEX指数とは、インド最大の証券取引所である
ボンベイ証券取引所(Bombay Stock Exchange:BSE) に上場する銘柄の中から、
流動性・取引規模・業種の代表性を考慮して選ばれた30銘柄で構成される株価指数です。
正式名称は
「BSE SENSEX(S&P Bombay Stock Exchange Sensitive Index)」
で、「SENSEX30」と呼ばれることもあります。
SENSEX指数の算出方法と特徴
時価総額加重平均指数
SENSEX指数は、時価総額加重平均方式で算出されます。
基準日は1979年4月3日で、その日の時価総額を100として指数がスタートしました。
浮動株比率を重視
銘柄選定では、単なる企業規模だけでなく、
浮動株(市場で実際に取引される株式)の時価総額も重視されます。
そのため、
-
実態に近い市場動向を反映しやすい
-
銘柄の入れ替えが比較的頻繁に行われる
といった特徴があります。
SENSEX指数の構成銘柄の特徴
SENSEX指数は、インド経済を牽引する企業で構成されています。
業種構成の特徴
-
金融セクターの比重が高い
-
IT・情報通信関連企業が多い
-
財閥系・大手コングロマリット企業が中心
インド経済の成長を背景に、
内需・デジタル・金融分野の影響を強く受ける指数と言えるでしょう。
SENSEX指数と為替市場(FX)の関係
「インド株の指数が、FXとどう関係するの?」
そう思うFX初心者の方も多いかもしれません。
しかし、SENSEX指数は新興国市場のリスク指標として、為替市場でも注目されています。
インドルピー(INR)への影響
-
SENSEX指数が上昇
-
海外投資家がインド株へ資金を投入
-
インドルピー買いが進みやすい
逆に、SENSEX指数が急落すると、
リスク回避の動きからインドルピー安につながることもあります。
FXトレーダーがSENSEX指数をチェックすべき理由
新興国通貨全体の動向を読むヒント
SENSEX指数は、
-
インドルピー(INR)
-
新興国通貨全体のリスクセンチメント
を測るうえで重要な材料です。
特に、
-
USD/INR
-
新興国通貨を含む通貨バスケット
を意識するトレーダーにとっては、欠かせない指標です。
FX取引での具体的な活用シーン
① リスクオン・リスクオフの判断材料にする
-
SENSEX指数が堅調 → リスクオン
-
SENSEX指数が不安定 → リスクオフ
というように、相場環境を把握する補助指標として活用できます。
② 米ドルとの関係も同時にチェック
インド市場は、
-
米国金利
-
米ドルの動き
の影響も強く受けます。
FXでは、
SENSEX指数 × 米ドル動向
をセットで確認することで、より精度の高い判断が可能になります。
注意点|SENSEX指数を見るときのリスク
-
新興国市場は値動きが大きい
-
政策変更や地政学リスクの影響を受けやすい
-
FXではレバレッジにより損失が拡大しやすい
SENSEX指数はあくまで参考指標であり、
単独で売買判断を行うのは避けるべきです。
まとめ|SENSEX指数は新興国相場を読む重要指標
SENSEX指数は、インド株式市場を代表する重要な株価指数です。
FXトレードにおいても、
-
新興国市場の動向
-
投資家のリスク選好
-
インドルピーの方向性
を読み解くヒントになります。
為替相場だけでなく、世界の株価指数にも目を向けることが、FX中級者へのステップアップにつながるでしょう。
こちらもご覧ください

