投資性の強い生命保険とは

投資性の強い生命保険とは?特徴・種類・注意点をわかりやすく解説

投資性の強い生命保険とは、保障機能に加えて資産運用による利益の獲得を目的とする生命保険の総称です。一般的な死亡保障や医療保障だけでなく、運用成果によって受け取れる保険金や解約返戻金が増減する点が特徴です。 代表的な商品には、以下の3つがあります。 1. 変額保険 変額保険は、保険会社が株式や債券などで資産運用を行い、その運用実績に応じて保険金や解約返戻金が増減します。 メリット:運用が好調なら高いリターンを期待できる デメリット:運用が不調だと受け取る金額が減る可能性がある リスク負担:投資リスクは契約者が負う…
投資信託とは

投資信託(とうししんたく)とは?仕組み・メリット・注意点をわかりやすく解説

投資信託(とうししんたく)とは、複数の投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式・債券・不動産などに分散投資して運用し、その成果を投資額に応じて分配する金融商品です。日本では、証券会社や銀行、保険会社などを通じて購入できます。 投資信託の仕組み お金を出すのは投資家多くの人が少額ずつ資金を出し合います。 運用するのは専門家ファンドマネージャーが投資先を選び、株や債券などに分散投資。 利益や損失を分配運用成果は、投資額に応じて分配されます。 資産は信託銀行で安全に保管・管理され、販売会社や運用会社が破綻しても直接的な影響を受けにくい仕組みになっています。 投資信託のメリット 少額から始められる1万円以下から投資可能な商品も多く、初心者でもスタートしやすい。…
デリバティブとは

デリバティブ(でりばてぃぶ)とは?金融商品の仕組みと種類をわかりやすく解説

デリバティブ(Derivative)とは、通貨・金利・債券・株式などの原資産の価格変動に連動して価値が変わる金融商品や、その取引を指します。日本語では「金融派生商品」とも呼ばれ、リスクヘッジや投資戦略の一環として利用されます。 デリバティブの基本的な考え方 デリバティブは、株や債券のように「モノそのもの」を売買するのではなく、原資産の将来の価格変動を対象とした契約です。たとえば、将来の金利上昇リスクを避けるために金利スワップ契約を結ぶなど、値動きそのものを取引するのが特徴です。 主なデリバティブ取引の種類 デリバティブにはいくつかの代表的な形態があります。 先物取引(Futures)将来の特定日に、あらかじめ決めた価格で原資産を売買する契約。例:3か月後に原油を1バレルあたり80ドルで購入する契約 オプション取引(Options)将来の特定日に、あらかじめ決めた価格で原資産を「買う権利」または「売る権利」を売買する取引。例:株価が上がったら権利を行使して利益を得る スワップ取引(Swaps)将来の一定期間、異なる条件のキャッシュフローを交換する契約。例:変動金利と固定金利の支払いを交換する「金利スワップ」…
ディスクロージャー資料(ディスクロージャー誌)とは

ディスクロージャー資料(ディスクロージャー誌)とは?保険会社の経営情報を知るための資料

ディスクロージャー資料(でぃすくろーじゃーしりょう)**とは、保険会社が毎事業年度ごとに発行する、経営状況や財務内容を公表した資料のことです。 生命保険会社では「ディスクロージャー誌」という名称で冊子やPDF形式で公開されることが多く、保険業法に基づき発行が義務付けられています。 ディスクロージャー資料に掲載される内容 ディスクロージャー資料は、保険会社の健全性や信頼性を判断するための重要な情報源です。主な掲載内容は以下の通りです。 財務内容保険会社が保有する資産、負債、収支の状況など。例:資産総額、保険料収入、保険金支払額 格付け情報保険会社の財務力や保険金支払い能力を、アルファベットや記号・数字で示す指標。例:AAA(非常に高い)、A(高い)など 経営方針・経営計画 組織体制や人事情報…
店舗総合保険とは

店舗総合保険とは?店舗や事務所を守るための火災保険

店舗総合保険(てんぽそうごうほけん)とは、店舗や事務所などの建物、および内部の家財・商品・設備などを対象に、火災や落雷などの災害による損害を補償する保険です。火災保険の一種で、事業用物件を守るために多くの企業や個人事業主が加入しています。 店舗総合保険で補償される主なリスク 店舗総合保険は、火災だけでなくさまざまな偶発的事故による損害をカバーできます(補償範囲は契約プランによって異なります)。 火災・落雷・破裂・爆発 風災・雹(ひょう)災・雪災 盗難や器物損壊による被害 水濡れ(漏水事故など) 外部からの物体の飛来・衝突…
てん補(填補)とは

てん補(填補)とは?保険金支払いの基本的な仕組み

てん補(填補/てんぽ)とは、保険会社が保険契約に基づき、保険事故によって発生した損害を金銭で補うことをいいます。主に損害保険(火災保険・自動車保険・傷害保険など)で使われる用語で、契約者や被保険者が受けた経済的損失を埋め合わせる役割を果たします。 「てん補」の基本的な考え方 損害保険は、事故や災害によって発生した損害を補償することが目的です。この「補償」の行為そのものを専門的にてん補と呼びます。 具体例 自動車事故で相手の車を壊してしまった → 修理費用を保険会社が支払う 火災で家財が焼失した…
転換制度とは

転換制度(てんかんせいど)とは?生命保険を見直すときの仕組みと注意点

転換制度(てんかんせいど)とは、現在加入している生命保険を新しい保険に切り替える仕組みのことです。既契約を「下取り」に出し、その金額を新しい契約の保険料の一部に充てるため、全く新規で契約するよりも保険料負担を軽減できる場合があります。 転換制度の仕組み 転換制度では、現在加入中の生命保険を解約する代わりに、その契約の積立部分や配当金などを新しい契約に充当します。ただし、転換を行うと元の保険契約は消滅します。 転換の流れ(例) 現在の保険契約を転換に出す 貯まっている積立部分(責任準備金+配当金)を新契約の初期資金に充当 不足分を新たな保険料として支払う  …
転換価格とは

転換価格(てんかんかかく)とは?生命保険の転換制度とあわせて解説

転換価格(てんかんかかく)とは、現在加入している生命保険を新しい保険に切り替える(転換する)際に、その既契約を「下取り」した金額のことです。具体的には、現在の契約の責任準備金に、積立配当金などを加えた金額を指します。 転換制度とは? 転換とは、今加入している生命保険を新しい契約に変更する制度です。保険会社が既契約を下取りし、その金額(=転換価格)を新しい保険の契約に充てます。 例:転換の流れ 現在の保険契約を解約せずに下取りに出す 下取り金(転換価格)を新契約の一部に充当 残りの保険料を新たに支払う これにより、新規加入よりも保険料負担を抑えられることがあります。…
逓増定期保険とは

逓増定期保険(ていぞうていきほけん)とは?法人の節税や退職金準備に役立つ保険

逓増定期保険(ていぞうていきほけん)とは、定期保険の一種で、保険料は変わらないまま、保障額(保険金額)が契約期間中に段階的に増えていくタイプの保険です。特に法人契約での利用が多く、経営者や役員の退職金・死亡退職金・弔慰金などの資金準備を目的として加入されます。 特徴とメリット 保障額が増えていく契約初期よりも後半の保障が大きくなるため、将来的に必要となる資金額に合わせやすい設計です。 法人の節税対策になる税法上の要件を満たすことで、支払った保険料の一定割合を損金に算入でき、法人税の負担軽減が期待できます。 解約返戻率が短期でピークを迎える一般的な保険よりも早い時期に解約返戻金が高くなるため、計画的に資金を引き出せます。   法人が利用する主なケース 役員退職慰労金の準備退職時にまとまった金額を支払う必要があるため、保険を利用して計画的に積み立てる。…
逓増型とは

逓増型(ていぞうがた)とは?意味と特徴をやさしく解説

逓増型(ていぞうがた)とは、契約期間中に保険金額が一定額または一定の割合で増えていくタイプの保険を指します。「逓増」とは段階的に増えることを意味し、時間の経過とともに保障額が大きくなるのが特徴です。 逓増型保険のメリット 物価上昇への対応が可能将来のインフレや生活費の上昇に備えられます。例えば、10年後に物価が20%上がったとしても、保険金額が増えていれば受け取る価値を維持できます。 企業のニーズにマッチ解約返戻金(かいやくへんれいきん)が通常の定期保険より高くなる傾向があり、役員退職金や事業保障の資金準備に活用されることが多いです。 保険料は一定多くの場合、契約期間中は保険料が変わらず、保障だけが増えていきます。   逓増型の主な活用例 企業の役員退職金積立長期的に資金を準備する必要があるため、解約返戻金が増える逓増型が向いています。…