大腸がんとは?症状・原因・予防法をわかりやすく解説【医療用語辞典】
大腸がん(だいちょうがん)とは、大腸(盲腸・結腸・直腸・肛門)に発生する悪性腫瘍の総称です。日本では、特にS状結腸と直腸に多く発生するといわれています。早期であれば治療による完治も可能ですが、進行すると命に関わることもあり、早期発見がとても重要です。 大腸がんが発生する仕組み 大腸がんは、大きく2つのパターンで発生します。 ポリープからがん化する場合大腸粘膜の細胞からできた良性のポリープ(腺腫)が、時間の経過とともにがん細胞へ変化します。 正常な粘膜から直接発生する場合健康な大腸粘膜の細胞が突然がん化するケースです。...