企業の財務や会計業務を行う上で、「満期保有債券」という言葉を耳にすることがあります。 しかし、具体的に何を指すのか、どのように帳簿に記録すべきかを理解している人は意外に少ないです。この記事では、満期保有債券の基本から仕訳方法まで、初心者でもわかりやすく解説します。 満期保有債券とは? 満期保有債券とは、満期まで保有する意図で購入する債券のことです。別名「満期保有目的債券」とも呼ばれ、主に国債や社債などが該当します。 満期保有債券は、取得原価を貸借対照表の価額として計上します。ただし、債券を額面より高額または低額で取得した場合、取得時の差額が金利調整分と認められるときは、償却原価法に基づき計算された金額で貸借対照表価額を修正する必要があります。 満期保有債券の考え方 有価証券は、保有目的によって区分されます。 満期保有債券:利息目的で長期間保有。原則、売却は認められません。…