アクワイアリング(Acquiring)とは

アクワイアリング(Acquiring)とは?加盟店契約の基本をわかりやすく解説

クレジットカード決済を導入するためには、店舗と専門会社との契約が必要です。
その契約を獲得し、決済環境を整える仕事を「アクワイアリング」と呼びます。
この記事では、クレジット分野の実務経験にもとづき、アクワイアリングの仕組みと役割を初心者向けに解説します。

■ アクワイアリング(Acquiring)の意味とは?

アクワイアリング(Acquiring) とは、
「カード支払いを受け入れる加盟店を開拓し、加盟店契約を結ぶ業務」を指します。

もっと簡単に言うと、

お店がクレジットカード決済を導入できるようサポートする仕事

です。

アクワイアリングは、クレジットカード決済の“入口”をつくる重要なプロセスであり、キャッシュレス社会を支える中核業務でもあります。

■ アクワイアリングの主な業務内容

アクワイアリング業務は大きく次の2つに分かれます。

● 1. 加盟店の開拓・契約(加盟店募集)

店舗がクレジットカード決済を導入するには、
アクワイアラー(加盟店契約会社)との契約が必要です。

アクワイアリング担当者は、

  • 店舗の新規開拓

  • 事業者の審査

  • 契約内容の説明

  • 決済端末の導入支援

などを行い、加盟店がカード決済をスムーズに導入できるよう支援します。

● 2. 売上データの集計(売上処理)

加盟店がカード決済を受け付けると、その売上データはアクワイアラーへ送られます。

アクワイアリング業務には、

  • 売上データの受付

  • 売上金の立替払い

  • 支払サイクルに合わせた入金処理

といった「売上集計」も含まれます。

■ アクワイアリングが重要な理由

アクワイアリングは、加盟店・カード会社・利用者の3者をつなぐ重要な役割を持っています。

● 店舗がカード決済を導入できる

アクワイアリングがあることで、飲食店、ECショップ、サロンなどあらゆる業種でカード決済が利用可能になります。

● キャッシュレス化が進む

加盟店が増えるほど、利用者がカードを使える場面も増え、キャッシュレス化が加速します。

● 不正防止の仕組みが整う

アクワイアラーは加盟店を審査するため、不正利用や詐欺的な店舗を排除する効果もあります。

■ 実際のシーンでわかるアクワイアリング

● 例1:新しくできたカフェでカードが使える理由

新規オープンのカフェがカード決済を導入する際、
アクワイアリング担当者が店舗に訪問し、契約や端末設置をサポートします。

● 例2:ネットショップのカード導入

ECショップの運営者は、アクワイアラーと契約することで、
オンライン決済や不正検知サービスを利用できるようになります。

■ 代表的なアクワイアリング企業(日本)

日本国内でアクワイアリング業務を行っている主な企業は以下のとおりです。

  • 三井住友カード

  • JCB

  • 三菱UFJニコス

  • オリコ

  • セゾン

  • GMOペイメントゲートウェイ

実店舗から大規模ECサイトまで幅広くサポートしています。

■ まとめ|アクワイアリングはカード決済のスタート地点

  • アクワイアリング=加盟店を開拓し、契約を結ぶ業務

  • 売上データの集計・入金処理もアクワイアリングに含まれる

  • 加盟店、カード会社、利用者をつなぐ重要な役割

  • 新店舗やネットショップでカード決済が使えるのはアクワイアリングのおかげ

クレジットカード決済の仕組みを理解するうえで、アクワイアリングは欠かせないキーワードです。

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