FX取引で安定した利益を狙うためには、相場のトレンドを正しく判断することが重要です。
その判断を助けるテクニカル指標の一つが、スパンモデルです。
この記事では、元ディーラーの経験を持つ立場から、スパンモデルの基本仕組み、見方、具体的な取引での活用方法、注意点までを初心者にもわかりやすく解説します。
スパンモデルとは何か
スパンモデルは、元ディーラーの柾木利彦氏が考案したテクニカル指標です。
一目均衡表をベースにしており、トレンドの方向性と強さをより直感的に把握できるよう工夫されています。
3本のラインで構成されています。
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青色スパン:短期トレンド
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赤色スパン:長期トレンド
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遅行スパン:現在価格と過去価格の関係を表示
青色スパンが上、赤色スパンが下にあるときは買いシグナル、
赤色スパンが上、青色スパンが下にあるときは売りシグナルとして判断できます。
スパンモデルの基本的な見方
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買いシグナル
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青色スパン(短期)が赤色スパン(長期)の上に位置
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トレンドの勢いが強く、順張りが有利
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売りシグナル
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赤色スパン(長期)が青色スパン(短期)の上に位置
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下落トレンドの可能性が高く、売りポジションが有利
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遅行スパンの確認
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現在の価格が遅行スパンの上にある場合、トレンド継続の可能性
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下にある場合は、調整や反転の警戒サイン
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FX取引での具体的な活用例
例えば、ドル円で青色スパンが赤色スパンの上にあり、遅行スパンも価格の上にある状況を考えます。
この場合、短期と長期のトレンドが一致しており、順張りでの買いエントリーが有効となります。
逆に、赤色スパンが青色スパンの上で遅行スパンも価格の下にある場合は、下落トレンドが強く、売りポジションを検討できます。
スパンモデルを使う際の注意点
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トレンドがはっきりしないレンジ相場では誤シグナルが出やすい
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単独で使わず、移動平均線やサポート・レジスタンスと組み合わせる
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経済指標や重要イベント時はテクニカルが効きにくくなる
まとめ
スパンモデルは、一目均衡表をベースにトレンドの方向性を直感的に判断できるテクニカル指標です。
短期・長期のスパンの位置関係と遅行スパンの動きを確認することで、順張りや逆張りの判断に役立ちます。
ただし、万能ではないため、他の指標やチャート分析と組み合わせて使うことが重要です。
正しく活用すれば、FX取引で安定した利益を狙いやすくなります。
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