FXや株式投資のテクニカル分析で必ず出てくる重要な考え方が
下値支持線(サポートライン) です。
「なんとなく聞いたことはあるけど、どう使えばいいのかわからない」
というFX初心者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
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下値支持線(サポートライン)の基本
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なぜ価格が反発しやすくなるのか
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FX取引での具体的な使い方
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割り込んだときの考え方と注意点
を、実際の取引シーンを交えてわかりやすく解説します。
下値支持線(サポートライン)とは?
下値支持線(サポートライン)とは、
価格の下落を支えている価格帯(ライン)のことです。
過去のチャートを見ると、
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何度も止められている安値
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下落しても反発しているポイント
が存在します。
これらの安値同士を結んだラインが、下値支持線として意識されます。
なぜ下値支持線で反発しやすいのか?
下値支持線付近では、
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「この価格は安い」と考える買い手が増える
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押し目買いの注文が集まりやすい
その結果、売り圧力より買い圧力が勝ちやすくなり、下落が止まりやすいのです。
これはFXでも株式でも共通する、
投資家心理に基づいた動きといえます。
FXチャートでの具体例(ドル円)
たとえばドル円のチャートで、
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145.00円付近で何度も下げ止まっている
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その安値同士を結んだラインが存在する
この場合、
145.00円付近が下値支持線として意識されていると考えられます。
FXトレーダーは、
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サポート付近での押し目買い
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反発を確認してからのエントリー
を検討する場面になります。
下値支持線を割り込むとどうなる?
非常に重要なポイントです。
価格が下値支持線を明確に割り込むと、
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これまで支えていた買い注文がなくなる
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損切り(ロスカット)の売りが出やすくなる
その結果、
下落スピードが一気に速まることがあります。
サポート割れ後は「役割が逆転」する
下値支持線を割り込んだあと、そのラインは、
👉 上値抵抗線(レジスタンスライン)
として機能することがよくあります。
つまり、
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以前は「買いが入りやすいライン」
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割り込んだ後は「戻り売りが入りやすいライン」
に変わる、ということです。
この考え方は、FX取引で非常に重要です。
移動平均線が下値支持線になることもある
下値支持線は、
必ずしも安値同士を結んだ線だけではありません。
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25日移動平均線
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50日移動平均線
などが、
動く下値支持線として意識されることも多くあります。
特にトレンド相場では、
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移動平均線で何度も反発
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押し目の目安として使われる
といった場面がよく見られます。
FX取引での実践的な使い方
① 押し目買いの判断材料
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上昇トレンド中
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下値支持線付近まで調整
👉 反発を確認してから買いエントリー
② 損切りラインの目安
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サポートラインの少し下に損切りを置く
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想定と違う動きになったら早めに撤退
これは、リスク管理の基本です。
注意点|サポートラインは「絶対」ではない
FX初心者が陥りやすい誤解があります。
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下値支持線は必ず反発する
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割れない前提でエントリーする
これは非常に危険です。
必ず意識すべきポイント
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ラインは「価格帯」と考える
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ローソク足の確定を確認する
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他の指標(RSI・移動平均線など)と併用する
まとめ|下値支持線はFXの基本中の基本
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下値支持線は価格を下支えする重要な目安
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押し目買い・損切り判断に活用できる
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割り込むと相場が大きく動くこともある
下値支持線を正しく引けるようになると、
FXのチャート分析力は確実にレベルアップします。
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