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不動産のPS(パイプスペース)とは?意味・専有面積との関係・MBPSとの違いをわかりやすく解説

PS

PS(パイプスペース)とは?

PS(パイプスペース)とは、建物内の上下水道管やガス管などの配管設備をまとめて収納しているスペースのことです。

  • 英語の「Pipe Space」の略
  • マンションやアパートで一般的に設置される
  • 多くは玄関横や共用廊下側に配置される

簡単に言うと、建物のライフライン(配管)を通すための専用スペースです。

PSの仕組みと役割

PSは建物の機能維持に欠かせない重要な設備です。

主な役割

  • 水道・排水管の通り道
  • ガス配管の収納
  • メンテナンス・点検のしやすさ確保

配管を一箇所にまとめることで、修理や交換が効率的に行える設計になっています。

MBPSとの違いとは?

物件資料で「MBPS」という表記を見かけることがあります。

MBPSとは

  • メーターボックス(Meter Box)+パイプスペース(PS)
  • 電気・ガス・水道メーターが一体で収納されている

つまり、

  • PS:配管のみ
  • MBPS:配管+メーター類

という違いがあります。

専有面積との関係(重要ポイント)

不動産投資で特に重要なのが、PSと専有面積の関係です。

一般的なルール

  • PSが住戸の外部にある場合
    専有面積に含まれない

つまり、実際に使える居住スペースにはカウントされないということです。

具体例

  • 表示面積:25㎡
  • うちPS部分:外部に設置

→ 入居者が使える室内面積はそのまま25㎡
→ PSは面積に含まれていない

一方で、建物によっては内部PSがある場合もあり、その場合は面積に含まれるケースもあるため注意が必要です。

不動産投資でのチェックポイント

1. 実質的な居住スペースの確認

  • 同じ面積でもPSの位置で体感広さが変わる
    → 間取り図で必ず確認

2. メンテナンス性

  • PSが整理されている物件
    → 配管トラブル時の対応がしやすい

3. 将来的な修繕リスク

  • 配管は経年劣化する
    → 更新工事のしやすさは重要

4. 入居者視点の影響

  • PSが室内にあると
    → デッドスペースになる可能性

税務上のポイント

PS自体が直接課税されるわけではありませんが、以下に関係します。

1. 固定資産税評価

  • 建物全体の評価に含まれる設備の一部
    → 個別に評価されるわけではない

2. 減価償却

  • 配管設備は建物の一部として扱われる
    → 建物と同じ耐用年数で償却

3. 修繕費の扱い

  • 配管修理・交換
    → 原則として修繕費または資本的支出

まとめ

PS(パイプスペース)とは、建物の配管設備をまとめたスペースのことです。

  • 上下水道・ガス管などの重要インフラを収納
  • 外部設置の場合は専有面積に含まれない
  • MBPSはメーター付きの拡張タイプ

不動産投資では、表面的な面積だけでなく、PSの位置や構造による実質的な使い勝手や将来の修繕性も重要な判断材料になります。

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