保険に加入すると「万が一の事故でも安心」と思う方が多いですが、実際にはすべての事故が補償されるわけではありません。
契約内容や事故の状況によっては、保険会社が保険金を支払わなくてもよい場合があります。これを「免責(めんせき)」といいます。
この記事では、保険における免責の意味や、自動車保険で代表的な免責のケースについて、具体例を交えながら解説します。
免責とは?
免責とは、一般的に「責任を免れること」を意味します。
保険においては、一定の条件に該当した場合、保険会社が保険金を支払う義務を負わないことを指します。
通常、事故が発生すれば契約内容に基づき保険金が支払われますが、例外的に免責となるケースが存在します。
自動車保険における免責の代表例
自動車保険では、契約者や運転者の行為や不可抗力による事情によって免責が適用されることがあります。
1. 違法行為による事故
-
無免許運転
-
酒気帯び・酒酔い運転
-
麻薬など薬物使用下での運転
👉 例:飲酒運転中に事故を起こした場合、その損害については保険金が支払われません。
2. 契約者自身が招いた事故
-
自分の車を故意に壊した場合
-
運転者自身の故意や重大な過失による傷害
👉 例:自暴自棄になり、車を壁にぶつけて壊した場合など。
3. 自然災害や戦争による事故
-
地震
-
噴火
-
津波
-
戦争や紛争による損害
👉 例:地震による津波で自動車が流された場合、多くの自動車保険では免責とされます。
「免責金額」との違いに注意
よく混同されやすいのが**「免責金額」**です。
免責金額とは「契約者が自己負担する額」を意味し、保険金の一部が支払われる前提で設定されるものです。
-
免責(めんせき):保険金が一切支払われないケース
-
免責金額:一定額を自己負担したうえで、残りを保険で補償する仕組み
👉 例:車両保険で免責金額5万円の場合、修理費用が30万円なら、自己負担5万円を差し引いた25万円が保険金として支払われます。
まとめ
-
免責とは、保険会社が保険金を支払う義務を免れること
-
自動車保険での免責例は、無免許運転・飲酒運転・地震や津波などの自然災害が代表的
-
「免責」と「免責金額」は別物なので混同しないことが大切
事故が起きたときに「保険が下りると思っていたのに支払われない」という事態を避けるためには、契約時に免責事項をしっかり確認しておくことが重要です。
さらに参照してください: