FX取引には、「店頭取引(相対取引)」と「取引所取引(取引所FX)」の2種類の方法があります。
今回は、取引所FXの特徴や仕組み、メリット・注意点を初心者向けにわかりやすく解説します。
取引所FXとは?
取引所FXとは、投資家の注文を取引所を介して行うFX取引のことです。
店頭FX(相対取引)とは異なり、取引所を経由するため、透明性や信頼性が高いとされています。
国内で提供されている取引所FXは、現在では東京金融取引所が提供する「くりっく365」のみです。以前は大阪証券取引所が提供する「大証FX」もありましたが、2014年に終了しています。
取引所FXの特徴
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透明性と信頼性が高い
取引所を通すため、レートや約定の公正性が確保されやすく、価格操作のリスクが低いとされています。 -
税制上の扱いは店頭FXと同じ
以前は取引所FXに税制上の優遇がありましたが、2012年の税制改正により、店頭FXも同じ扱いとなりました。 -
提供サービスは限定的
現在、日本国内で取引できる取引所FXは「くりっく365」のみで、通貨ペアやレバレッジ、スプレッドなどの条件は提供する取引所が定めています。
店頭FXとの違い
| 比較項目 | 取引所FX | 店頭FX(相対取引) |
|---|---|---|
| 取引方法 | 取引所を介して注文 | FX業者と直接取引 |
| 信頼性 | 高い(透明性あり) | 業者による |
| 提供通貨ペア | 限定的 | 業者によって豊富 |
| スプレッド | 固定または変動 | 固定されていることが多い |
店頭FXは、通貨ペアの種類や取引条件が業者によって自由に設定されるため、選択肢が豊富です。一方、取引所FXは透明性が高く、約定の公正性を重視する投資家に向いています。
取引所FXを利用する際のポイント
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初心者でも安心:取引所を通すため、不正な価格操作のリスクが低い
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提供通貨ペアは限定:希望の通貨ペアがない場合がある
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スプレッドや取引条件を確認:業者による制約は少ないが、取引所が定めるルールに従う必要がある
まとめ
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取引所FXは、投資家の注文を取引所を通して行うFX取引
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透明性・信頼性が高く、価格操作リスクが低い
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現在の国内取引所FXは「くりっく365」のみで提供されている
FX初心者が取引を始める際には、店頭FXと取引所FXの違いを理解し、自分に合った取引方法を選ぶことが大切です。まずはデモ口座や少額で試しながら、透明性やスプレッドの特徴を確認してみましょう。
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